解体工事にはどんなトラブルがある?起こりうるトラブルと回避するための方法

「解体工事をお願いしたいけど、自分の工事がトラブルになったらどうしよう…」

この記事にたどり着いた皆さまには、そんな風に心配されている方も多いのではないでしょうか。

 

はじめて解体を検討する方であれば、このように感じるのは自然なことで、むしろ“何も不安がない”という方のほうが少ないかもしれません。

 

解体工事は近隣にも影響が出やすい工事ということもあり、どうしても「何か起きそう」と感じてしまう要素が揃っているイメージがありますよね。

 

実際のところ、トラブルがゼロかと言われると、残念ながらそうではありません。

ですが、起こりうるトラブルの大半は、“事前に知っていれば防げた”ことだったりもします。

 

そこで今回は、解体工事でよくあるトラブルをいくつか挙げながら、「どうして起きるのか」「どうすれば防げるのか」をお話ししていきたいと思います。

1. 解体工事でよくあるトラブル①|追加費用に関するトラブル

一つ目は、【費用】に関するトラブルです。

このトラブルでよく耳にするのが、「見積もりの金額で収まると思っていたのに、最終的に高くなった」というケースです。

それだけ聞くと、「業者が悪いのでは?」と思われてしまいそうですが、実はそうとも限りません。

 

解体工事の見積もりには、“外から見ただけでは分からない範囲”の撤去にかかる費用を計上していません。

 

たとえば、工事の途中で地中に埋まっていた古い建物基礎や埋設物などが見つかったとしましょう。

これらは、土の中にあるので実際に掘り進めてみないと【何】が【どのくらい】埋まっているのかは分からないものですよね。

 

当然、そのような【目に見えないもの】の撤去については事前に見積もりに含めることができませんので、見つかった時点で追加工事として改めてお見積りをさせていただき、ご同意いただいたうえで撤去をするという流れが基本になります。

 

もちろんきちんとした解体業者であれば、見積もり書や契約書などに、別途費用が発生するケースについては注意書きが文言として盛り込まれているはずですので、まずはそのあたりをきちんと確認しましょう。

 

最近はかなり少なくなっていると思いますが、そもそも書面上に細かく記載されていないこともゼロではありませんので、注意が必要です。

 

後になってそんなの知らなかった…と感じても、一度契約を交わしてしまうと、書面に書いてある内容に同意されたとみなされてしまいます。

 

解体工事は決して安い工事ではありませんので、お金に対する認識が違うというのはトラブルという観点で見ても、非常に危険なことです。

 

こうしたトラブルを防ぐためにも、

  • 分からない事は遠慮せずにきちんと確認をすること
  • 記載されている内容には、すべて目を通して納得したうえで契約をすること
  • 記載がない内容については別途覚書などを作ってもらい、書面に残しておくこと

 

などがとても大切になります。

2. 解体工事でよくあるトラブル②|下請け施工によるミス

次にトラブルになりやすいのが、見積もりのときに良い印象を受けたから契約をしたのに、いざ工事が始まってみたら全然知らない業者が施工しているというケースです。

昨今の解体業界では、元請けの会社がいて実際の作業を下請けの業者が行うということ自体は、珍しいことではありません。

 

ではどういったことが問題になりやすいのかというと、契約した会社と施工業者の間で連携に甘さがあったときです。

 

中でもよくあるのが、契約した会社には伝えていた工事の要望が、現場で施工している業者まできちんと共有されていないことで起きる施工ミスです。

 

解体工事というのは、良くも悪くも取り返しがききません。

 

撤去漏れなどはまだしも、残してほしかったものを撤去されてしまったりしては、取り戻すことはほぼ不可能なため、お客様との信頼関係にも大きな影響を及ぼします。

 

そして、こうした業者起因のミスが起きた場合に、他社が絡んでいると責任の所在が曖昧になりやすいというのもデメリットの一つに挙げられます。

 

他にも、自社施工と違い、どうしても品質にムラが出やすいため、そのことが原因でトラブルに発展してしまうという場合もあります。

 

せっかく高いクオリティの丁寧な工事をしてもらえると思っていたのに、実際には丁寧とは程遠い適当な工事をされた…なんてことがあっては、がっかりですよね。

 

状況によっては、近隣の皆さまを巻き込んでしまう可能性もありますので、皆さんもなるべく避けたいことだと思います。

 

こうしたトラブルを防ぐためにも、まずは契約前に【実際に工事をするのはどの会社なのか】を確認しておくようにしましょう。

 

誰しも施工業者と契約した業者が異なると「ちゃんと話が伝わっているのか不安…」と思われるはずです。

 

もちろん、きちんとした業者であれば連携不足というのも少ないかと思いますが、心配な方は「ここは残してほしい」「ここは気を付けてほしい」といったことは、誰が見てもわかるように書面に残しておくというのも有効な手段のひとつです。

 

トラブルの種を摘むためにも、業者に丸投げするのではなく、不安なことは都度確認をするということを、ぜひ意識してみてくださいね。

3. 解体工事でよくあるトラブル③|近隣トラブルの原因と対策

3つ目は、【近隣トラブル】です。

実は、事前の対応の仕方によっては、最も大きなトラブルにもなりかねないのが近隣の皆さまとの関係です。

解体工事は重機を使って作業をすることが大半ですので、工事中は少なからず、音や振動が発生したり、ほこりが舞ったりといった影響が出ます。

 

これは工事の特性上、どれだけ気を付けたとしてもゼロにすることができません。

 

ですが、近隣の皆さまからしたら、工事期間中は普段と違う日常になってしまうことに変わりありません。

だからこそ「工事があることをあらかじめ知っていたかどうか」というのが争点になりやすいのです。

 

もし何も知らされないまま、ある日突然大きな音がしたり揺れたりしたら、誰でも大きなストレスを感じると思います。

 

決して「解体なんだから、それくらいは仕方ないだろう」と軽視してはなりません。

 

解体工事の近隣トラブルというのは非常に繊細で、内容によっては裁判まで発展したケースが報道されたこともあるほど、揉めやすい問題でもあります。

 

こうしたトラブルをなるべく防ぐために有効なのが、工事前の説明です。

 

そんなことで変わるのか?と思われるかもしれませんが、挨拶の有無で印象というのは大きく変わります。

 

「この日からこういう内容の工事をします」といった話をきちんとしておくだけで、業者や工事に対する受け止め方が変わってくださるだけでなく、工事の内容やスケジュールを踏まえて余裕をもって行動ができるというメリットなどもあります。

 

石井商事でも、工事に入る前にかならずご挨拶へお伺いし、工事中に起こりうることや作業時間、工期などをご説明し、ご理解・ご協力を賜ることで、皆さまの解体工事が円滑に進むように努めております。

 

この近隣の皆さまへのご挨拶まわりというのは、解体業者が原則おこなっておりますが、なかには私どもとは別で個人的に挨拶に出向かれる方もいらっしゃいます。

 

こちらについては以前にもご紹介しておりますので、ぜひ以下の記事も参考にしてみてくださいね。

おわりに

いかがでしょうか。

今回は、解体工事に関するトラブルとその対処法について、よくある事例をもとにお話してまいりました。

解体工事と聞くと、トラブルが起こりやすいイメージを持たれる方は非常に多いかと思います。

 

ですが、起こりうるトラブルに対して意識を向けておくことで、未然に防げることもたくさんあります。

 

もちろん、対策をしていれば絶対何も起きないというわけではありませんが、あらかじめ起こりうることを知っておくだけでも、発生のリスクは大きく減らすことができます。

 

解体工事は決して安い買い物ではなく、人生の中でもそう何度も経験するものではありません。

だからこそ、ひとつひとつ納得しながら進めていくことが大切です。

 

私どもは、お客様に安心して工事をお任せいただけるよう、事前のご説明から工事完了まで丁寧に対応することを大切にしております。

解体工事をご検討中の方は、ぜひ一度お気軽にご相談くださいね。

お気軽にご相談ください

石井
私たち石井商事では、年間250件を超える解体工事を行っております。
とてもありがたいことに、現在でも6社のハウスメーカーさんとお取引があり多くの現場をまかせていただいております。
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