お見積もりについて

石井商事の見積書はちょっと違います!

解体工事をするにあたっては、数社から見積もりを取る、という方が多いのではないでしょうか。
でも、解体業者から提示される見積書はその会社ごとに項目や様式が違うので、どこを見比べればいいのか悩みますよね。

それに加えて、私たち石井商事の見積書にはちょっとだけ他の会社では見られない内容が記載されています。

そこで、お客様が迷われないように、私たちのお見積書を少しだけご紹介いたします。相見積もりをされるときなどにぜひご参考ください。

御見積書
内訳書
明細書

私たちがご提出しているお見積書は3枚あります。

まず1枚目は、今回の工事の合計金額、工期、特記事項などが明記されているもの
2枚目は工事内容別の『内訳書』、3枚目はもっと詳しい作業内容が書いてある『明細書』です。

さて、この2枚目ですが、上部に

  • 【1】仮設工事
  • 【2】解体工事
  • 【3】再資源化等に要する費用
  • 【4】廃棄物処分費

の4項目それぞれの合計金額を記載しております。

この【3】再資源化等に要する費用、もしかするとあまり見慣れない項目かもしれません。
これは、廃棄物の中から再資源化が可能なものを分別し、別途リサイクルにかかる費用として見積もっているものです。
(だいたいの業者さんは【4】の廃棄物処分費と合わせて計上していると思います。)

なぜこのような項目を入れているかというと、それは平成12年5月に公布された「建設工事に係る資源の再資源化等に関する法律」、いわゆる「建設リサイクル法」を意識して作成しているためです。

建設リサイクル法の中には、“解体工事が終わり対象資材の再資源化が完了したら、施主である発注者(お客様)に書面でその旨を報告する”ように義務付けられています。
そのときに「リサイクルしておきましたから」という報告だけでは少し不親切ですよね。

ですから、何をどれだけリサイクルしたかということも必然的にお伝えすることになります。

でも、こんな風にリサイクル資材の数量などがはっきり見えてくると、「本当に見積り金額は適正だったのか?」「余計な上乗せはなかったか?」とかえって少し気になりませんか?

こうした疑問をなくす・・・
つまりお見積もりにもっと透明性を持たせるために、あらかじめ【3】再資源化等に要する費用の項目を入れているのです。

この項目を設けるということは、見積り段階でリサイクル資材の量をどのように見込んでいるかも記載すべきだと思います。
それが、2枚目の下部にある◆特定建設資材廃棄物の発生見込み量というわけです。

ちなみに、上記の見積りの記載方法は法律で決められているわけではありませんので、他の業者さんがやっていなかったからといって、決して法律違反をしているわけではありません。
石井商事が目指している“丁寧なサービス”の一環として取り組んでいるものです。

また、同様に◆再資源化等をする施設の名称及び所在地についても、見積段階から記載をしております。

こちらについては、廃棄物の処分を適正に行うということを示すとともに、長く大切にしてきた家屋の行く末をお客様にしっかりお伝えしたい、という想いもあって明記するようにしています
もちろん、依頼する業者や処理施設は私たちも古くから付き合いのある信頼している業者なので、ご安心ください。

解体工事施工計画図とは?
石井商事では、お見積書と一緒にオリジナルの“解体工事施工計画図”をお渡ししております。
3枚目の『明細書』と合わせてご覧いただくと、工事内容がよりわかりやすくなると思います。
解体工事施工計画図について、詳しくはコチラ→

追加費用の発生について

解体業についての情報サイトを見ると、追加費用に関する記事がいくつも見受けられます。
こうした情報がたくさん目につくということは心配する声が多いということかもしれません。

お客様に少しでも安心していただくために、追加費用の発生についてまとめてみましたのでご参考ください。

追加費用には何が含まれるの?

地中埋設物の例

地中埋設物の例

追加費用というのは主に、現地調査をした時に発見(判断)が不可能な特殊基礎や現在は使用していない浄化槽、井戸、浸透マス、池などの地中に埋まっていたものの撤去にかかる費用のことです。
これらの地中埋設物ついては、お見積もり段階で地面を掘り起こすわけにもいかないので、撤去する必要があれば新たに費用が発生します。

特殊基礎とは

  • 高基礎・・・一般の基礎の立ち上がり部分の上端が高い基礎
  • 深基礎・・・一般の基礎よりも底までの深さが深い基礎
  • べた基礎・・・底面にコンクリートで固めた基礎
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また、増築・改築を行った家屋の排気ダクトや空調設備があまりにも複雑な場合や、建物にアスベストが使われていた場合も、解体に時間がかかるため費用が上乗せになる場合もあります。このあたりは、各業者によって違う部分もありますので、ご心配であればあらかじめ確認することをおすすめいたします。

どれくらいの頻度で見つかるものなの?

データに基づいた数値ではないので正確な情報ではないのですが、私たち現場の人間が肌で感じる割合としては、10件の工事のうち2件くらいに撤去が必要な地中埋設物が見つかっているように感じます
とくにここ最近は、新築物件を建設するにあたって、ハウスメーカーさんだけでなく中小規模の工務店などでも地盤調査をしっかり行うようになってきています。
その結果、軟弱地盤だったりした場合は地中埋設物を残したままでは基礎杭を打つ障害になってしまいます。
そのため、今までは掘り起こさなかった地中埋設物も撤去したいと依頼を受けることが多くなりました。

ちなみに・・・

解体業者としては、本来ならあまり地面を掘り起こしたくないというのが本音です。
なぜなら、せっかく地盤が固く安定しているのに、人が手を加えてしまうとどうしても強度が落ちてしまうからです。
でも、見つけてしまったからには無視はできませんよね。

私たち石井商事では、撤去が必要な場合は除き、それ以外はなるべく地盤を壊すようなことをしないように気をつけています

追加費用に関しては、いずれの場合もお客様に現地に来ていただいたり写真を送るなどして状況をご報告した後に、別途お見積もりをご提出しております。
その内容を確認していただいてから工事を進めておりますのでご安心ください。

お気軽にご相談ください

石井
私たち石井商事では、年間250件を超える解体工事を行っております。
とてもありがたいことに、現在では6社のハウスメーカーさんとお取引があり多くの現場をまかせていただいております。
厳しい施工基準に対応するという経験値も積んでいるので、サービスの質や技術には自信があります!

解体工事をお考えなら、ぜひ安心してお問い合わせください。