解体工事にかかる費用は?絶対に損しない解体工事の見積もり方法

「所有している土地の空き家を処分したいが、解体にお金をかけたくない」

「解体工事ってどれくらい費用がかかるの?」

このように家の解体工事を検討されている方にとって、工事の費用は一番気になるところかと思います。

 

固定資産税が安くなることから、空き家をそのままにしているという方もいらっしゃるかと思いますが、近年この空き家問題の深刻さは増してきています。

そこで今回は、空き家を解体工事する際の費用やその見積もり方法についてお話しします。

 

空き家を放置するのは危険!

 

空き家でも家が建っているだけで固定資産税は安く住むし、建てたままで良いじゃないか、と思っておられる方はいらっしゃいませんか。

実は空き家を放置しておくと、様々な悪影響が出てくるのです。

家は誰も使わなくなれば劣化が進行します。

 

雨風により梁や柱が劣化し、いつ倒壊してもおかしくない状況になっている空き家はたくさんあります。

倒壊するようなことがあれば、火災や近隣への影響等、考えられる危険は計り知れません。

また、空き家に残った人工物をえさとする害虫や害獣が住み着くようになれば、周囲への悪臭問題も深刻になります。

このような二次的な悪影響を食い止めるためにも空き家問題を見過ごすことはできないのです。

 

 解体工事の相場

 

解体工事の費用を調べてみると、費用の多くは坪単価で記載されている場合が非常に多いです。

しかし、この記載は全体の価格を知るためには少しわかりにくくないですか?

また、この坪単価の記載には落とし穴があるため、注意しておく必要があります。

ここからは費用の内訳及び、見積もり方法についてご説明します。

 

解体工事費用の内訳

 

解体工事費用は、単純に工事費だけから算出された金額ではありません。

解体工事全体の費用を知るためには、内訳をきちんと把握しておく必要があります。

解体工事には、家屋の解体費とは別に仮設工事費、再資源化等に要する費用、廃棄物処分費がかかります。
これらはどういったときにどれくらい発生する費用なのでしょうか。

 

1. 解体工事費

解体工事は、文字通り解体する際にかかる費用のことを指します。木造部分の解体、ブロック塀の解体、コンクリート製ベランダの解体等、解体に関わるもの全てが、解体費としてかかってきます。

 

2. 仮設工事費

仮設工事とは、工事をする際には撤去されてしまうものの、足場を組んだり工事を補助する役割を担ったりと、非常に重要な工事です。

解体工事では、解体時に崩れたものやチリが外部に飛んでいかないように「外部養生シート」と呼ばれるものが貼られます。

また、解体するときに使用する重機を運ぶのにも「重機回送費」という費用がかかります。重機を運ぶ時に使用する大型トラックですので始終使用するのではなく、費用は往復で4~5万円程度です。

 

3. 再資源化等に要する費用

再資源化に要する費用とは、もう一度使うことのできる資源を処理する際にかかる費用のことを言います。
具体的に言うと、木材とコンクリート(基礎や土間コン)など指します。

コンクリートは解体時は大きな塊ですが、これを工場に持ち込み再生砕石としてリサイクルします。
このような再生できるものは処分してしまわずに、再利用をすることで環境に配慮することに繋がるのですね。

 

4. 廃棄物処分費

解体した際に出た木材やコンクリート以外の廃棄物を処分するときにかかる費用です。
この費用は、再資源化するときにかかる費用に比べ遠隔地まで運んで埋めたれされるためとても高額して、㎡単価で3000円程度は掛かります。

 

見積もり方法

坪単価で記載がある場合に注意しておかなければならないのは、その内訳を確認することです。

先ほども説明したように、解体工事にかかる費用は解体費用のみではありません。

廃棄する、再生するのにかかる費用、仮設工事の費用等、見落としてはいけない項目があります。

しかし、一般的に解体工事の相場と呼ばれるものは、建物の構造の種類(木造か鉄骨かという違い)に応じてかかる解体費を示しているだけという場合が多く、実際はそれとは別に費用がかかり、資金計画が狂ってしまうというケースも存在します。

 

予定していた以上に解体工事の請求額が大きかったと慌てることがないよう、事前に見積もりをしておきましょう。

解体工事だけにかかる費用は、(相場×坪数)から計算することができます。

これに塀やベランダ、車庫など家屋とは別にかかる解体費や作業員の人数、廃棄物の量等の様々な条件が加わることで、解体工事全体にかかる費用を割り出すことができます。

ただ、これを専門知識のない状態で見積もることは非常に難しいです。

解体工事を検討中の方は、事前に私どものような専門の業者さんへ見積もりの依頼をしてみてはいかがでしょうか。

 

まとめ

 

今回は、空き家の危険性や解体工事にかかる費用とその内訳についてお話ししました。

解体工事は、家屋以外を取り壊したり廃棄物の処分をしたりするのにお金がかかるのですね。

解体工事にかかる費用を抑えるためのポイントを理解しておくと、工事費用削減につながります。

自分でできる範囲で家屋内の廃棄物を整理しておく、解体工事を依頼する箇所をあらかじめ指定しておくといった工夫をすると、作業量が減ってそれに伴い費用も節約できるのです。

できるだけお金をかけたくない、という方はぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。

 

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石井
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