解体工事と聞くと、どのようなことを思い浮かべるでしょうか?
実際、自分に解体工事が必要になると、知識集めや工事の事前準備に焦ってしまう方がほとんどかと思います。
そこで今回は、空き家の解体工事で経済的な問題を解決できる方法を提案していこうと思います。
◆増加傾向にある空き家
空き家が年々増えている今の日本では、主に経済的な理由によって空き家の解体工事をためらってしまう方、お困りになっている方がいらっしゃいます。
総務省の住宅・土地調査によれば、2013年の住宅全国総数6063万戸のうち820万戸が空き家となっています。
空き家率は13.5%と過去最高を更新され、さらに2040年には空き家率が43%にも達すると報告されています。
もちろん、この数字の大きな要因は人口減少や、平均寿命が延びたことによる介護施設の利用増加など、様々なことが考えられますが、同時に解体工事の知識が不足している空き家の所有者が増えていることも、その要因の一つといえます。
◆子どもの世代が不幸になる空き家問題
空き家問題は所有者本人の問題だけではなく、社会的にも問題になります。
例えば、今のようにこのまま空き家と新築が同時に増え続けると将来的には建物を売ることも貸すこともできない状況に陥ってしまいます。
「自分たちの世代は大丈夫だ」と思っていても、自分の子どもや孫の世代には、確実にこの問題が発生することになります。
他にも景観上や健康面で周囲に悪影響を及ぼします。
◆空き家が減らない原因
空き家が減らない、つまり空き家が一向に解体工事されない現象は特に個人所有である場合に現れます。理由は経済的理由が一番大きいといえます。
住宅がない土地では固定資産税が最大で4.2倍も増えてしまいます。
なかでもかなり古い空き家は現在の建築準法施行以前に建てられている場合が多いため、今では再建築が認められない土地になっている可能性が高くなっています。
こうなると再建築して資産をつくることもできません。
さらに、草が茂ってしまっているようなボロボロになってしまった古い空き家の場合は当然、工事が通常よりスムーズにいかないケースが発生しますし、普通に解体工事を行うと、費用面や工事期間の負担が大きくなってしまうのです。
これらのことからもわかるように、古い空き家の場合は工事費用でお金が必要になり、さらには払わないといけない税金が増えるとたり、経済的負担の大きいことになってしまいます。
経済的負担の大きくなれば当然古い空き家の所有者は解体工事をせずにそのまま放置してしまう人がでてきます。
そのため、このようなケースが増えると比例して日本の空き家も増加していきます。
しかし、古い空き家を放置してしまうと、国から罰せられる、そんな法律ができました。
◆空き家対策特別措置法
この法律は2015年2月に施行され、5月に全面施行されました。
これによって危険な空き家であると判断された場合、所有者は自己負担で早急に改善しなければ、行政からの強制対処を求められることになります。
その後は土地の固定資産税に対する特例措置も外されて税負担が最大で4.2倍も増すことになります。
このようなことを聞くと、該当される方は工事をしてもしなくても、不安になって仕方がないかと思います。
そのような方に向けて安心できる情報をお伝えします。
◆自治体の条例や解体費用の補助
実は、空き家対策として、国から自治体への補助、そして自治体から所有者への補助があります。
損傷・老朽化が激しい住宅については、解体工事の費用を補助してくれるというものです。
他にも解体工事の費用を削減できる対策があります。
例えば、できるだけ解体工事の事前準備を自分で行っていただいたり、解体工事を任せる業者を丁寧に選定したりすることで、工事の全体的な費用を大きく削減して、問題を解決することができます。
他にも自分であらかじめ自分で解体工事の適正価格を見積もることも可能です。
インターネットでの業者の評価を確認することもおすすめです。
解体工事についてご興味が湧いた方は他の記事でさらに詳しくご紹介していますので、ぜひそちらの記事もご覧ください。
◆まとめ
今回は古い空き家を所有されている方に向けて、経済的な観点からその問題を解決できる提案をさせていただきました。
不安な点はあるかと思いますが、解体工事を決意された方は、私たち石井商事にお気軽にご相談ください。
私たち石井商事は、横浜市にて解体工事・外構工事・土木工事を専門に行っている工事会社です。
1963年に創業、82年から本格的に工事専門でお仕事をさせていただくようになり、現在では6社の大手ハウスメーカー様とお取引をさせていただいております。
実績だけでなく、スタッフの教育にも力を入れているため、ご相談された際にはご丁寧な対応をさせていただきます。
安心して解体工事をできるように、全力でサポートさせていただきますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。
とてもありがたいことに、現在でも6社のハウスメーカーさんとお取引があり多くの現場をまかせていただいております。
ハウスメーカーさんの厳しい施工基準に対応するという経験値も積んでいるので、サービスの質や技術には自信があります!
解体工事をお考えなら、ぜひ安心してお問い合わせください。