解体工事の期間ってどれくらい?延期になることもあるんでしょうか?

「家の建て替えをしたいが、解体工事はどれくらいかかるの?」

「解体工事に適性時期はあるの?」

このように家の解体工事にかかる期間について知りたい方はたくさんいらっしゃると思います。

解体工事の進捗は、家の規模や形、工事期間中の天候によって左右されるものです。

「予定していた時期に工事が終わらず、後に予定していた計画もずれてしまった」ということにならないよう、解体工事にかかりそうな期間や、延期の要因について事前に知っておく必要があります。

そこで今回は、解体工事が予定通り進行した場合どのくらいで完了するのか、解体工事に適した時期についてお話しします。

 

 解体工事の方法

 

解体工事は、昔と現在で手法が異なります。

以前は、家全体を一気に崩してしまう方法が一般的でした。

しかし、そのときに発生する騒音や粉塵が多量であることや、分別リサイクルが出来ないこと、更には大きな重機を使わなければならず、近隣への影響も考慮した、少しずつ解体を行う「分別工事」が現在では主流となりました。

解体工事に掛かる期間は家の規模や天候によって変動するものの、木造住宅の解体期間はおおむね1週間から2週間前後といわれています。

自治体に解体工事を行う届出書の提出や、ご近所にあいさつ廻りをするといった業務、電気・電話・ガスの切断等も必要になるため、工事の期間には余裕を見ておく必要なあります。

 

解体工事が長引く要因

 

工事期間は1週間から2週間前後が平均といわれていますが、工事の延期や進捗が遅いことから、完了日がずれてしまうことがあります。

ここからは、解体工事が長引く原因についてお話しします。

 雨天

解体工事で最も一般的なのが、雨天による工事の延期です。

しかし、たった一日小雨が降ったくらいでは延期になることはありませんが、工事を遅れされる要因は雨のせいで足場が悪化してしまうことです。

何日も雨が降り続いた場合や大雨の場合は、地盤が緩んでしまいますし、基礎コンクリート等を掘り起こす作業は中止になることもあるでしょう。

 

 

台風

台風のように強い風が吹いている状況下で工事を進めることはできません。

解体工事で一番危険なのが足場の悪化と解体した廃材の飛散や壁の転倒。

足場や作業員が強風に煽られバランスを崩すようなことがあれば、大事故につながりかねません。

こういった最悪の事態を回避するためにも、工事は延期になる可能性が非常に高いといえます。

 

猛暑

地球温暖化の影響が解体工事にも及んでいます。

体温に近い気温の中では、作業に慣れているベテランの解体スタッフさんでも、悲鳴をあげる程です。

夏は「破壊力が低下する」と、弊社では言っていますが、真夏の工事にも余裕のある工事依頼が望まれます。

 

近隣トラブル

天候による工事の延期は一般的ですが、天候以外の要因として注意しておかなければならないのが、近隣トラブルよる工事の延滞です。

事前の挨拶回りを怠ってしまうと、工事で発生する騒音や粉塵などで近所の方に迷惑をかけてしまい、それがトラブルに発展する場合があります。ご近所からの苦情を受けた場合、工事を延期しなければならなくなってしまう場合もありますので、ここでも注意が必要です。

 

手作業の工事

重機や大型の機械で解体工事を進めるのが一般的ですが、そういった機械が入り込めない程の狭い場所や複雑な形状の場所では、工事が手作業で進められ、長引く要因になってしまいます。

また、家の中の家財を解体業者が処理することになると、解体工事とは別に時間を要することになりますので、できるかぎり自分で処分をしてしまうことも工事を長引かせないためのポイントになってきます。

 

解体工事の適正時期

 

解体工事をする上で、天候が崩れやすい季節は適していないと言われます。

雨天時は工事が延期になることもあり、雨がよく降る梅雨の工事では通常より時間がかかる可能性を考慮して計画を立てましょう。

よく梅雨の時は「ホコリがしなくて作業がしやすい」と言っている人がいますが、それは工事を知らない素人の発言です。
雨具を着るだけでも動き難くなりますし、手も足も滑ってしまい作業効率が悪くなります。

 

そこでここからは、お客様のタイプ別に工事の適性時期についてお話しします。

できるだけ早く工事を終わらせたい方

 

工事をできるだけ早く終わらせたいという方は、雨が降りやすい梅雨や暑い夏の時期の工事を避けると工事が計画通りに進む可能性が高まります。

また、どれくらいの雨だと工事が中止になるのかを、解体工事業者の方に確認しておくこと良いでしょう。

気候の良い時期に工事をすることは、工事を計画的に進めることができ、工事期間の短縮が見込めるのです。

 

近隣トラブルを避けたい方

 

工事の期間を長く設定することで突貫工事的な荒っぽい工事を避けられご近所とのトラブルを回避できるメリットになります。
工事に時間が掛かるため、費用は割高になってしまうデメリットがあることも頭にいれておきましょう。

まとめ

 

今回は、解体工事にかかる期間や、適性時期についてお話ししました。工事を長引かせてしまう要因の中には、ご自身で対処できるものもあります。

解体工事を依頼する適正な時期はあるのですが、すべての解体工事がその時期に重なってしまえば工事は遅れてしまうことになりますのであまり気にせず次の計画に沿って、進めていけば宜しいかと思います。

そして、家の中の家財を解体工事までに片づけてたり、処分しておくことで解体工事をスムーズに進めることができる重要なポイントとなりますので工事を依頼する際は参考にしてもらいたいと思います。

 

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石井
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