「不用品の処分はどうするのが一番かしこいのだろうか。」
家の解体工事が決まってお考えの方もいらっしゃると思います。
実際、予想以上に片付けにかかる時間や費用の負担が大きくて、大変に感じたかたがほとんどでしょう。
長年住んでいた建物には、溜め込んだ家財道具の整理にかかる時間と処分する費用を要するものだからです。
せっかく工事資金を貯めたのに、事前準備にそのお金を費やしてしまったなどという事態は回避したいですよね。
そこで今回は、計画的に不用品をかしこく処分する方法とその注意点を紹介します。
◆自分で処分するか業者に頼むか
不要品を処分するとき、はじめにこの問いを考えていきましょう。
解体工事と一緒にまとめて解体業者に処分をお願いすることもできますが、その場合は費用がかさむことになります。
なぜなら、家庭内の不要品は「一般廃棄物」であり、多くの解体業者は解体では「産業廃棄物」を扱っていて「一般廃棄物」でも処分費が高い「産業廃棄物」で処分するからなのです。
そのため、少しでも安く済ませたい方には、自分で処分することをおすすめします。
そうです、市町村で行っている粗大ゴミのサービスですね。(これが一番安く処分できます)
まれに解体業者に頼んだ方が安く済む不要品がありますので、この見極めが重要になってきます。
◆自分で処分したほうが良いもの
・台所用品
おたまや鍋など、台所用品は自分で処分するのにそこまで労力は使いませんし、必要な人に譲るなど、他に需要がある場合は譲渡したり、自分で処理したりする方がいいでしょう。
・家電製品等の一般廃棄物
エアコンやガスコンロ、蛍光灯などの家電製品は、原則として事前処分が必要です。
家電製品は一般廃棄物扱いとなるため、解体工事の際に発生する産業廃棄物とは処分の経路が異なります。
そのため、業者にお願いすると高くついてしまいます。
また、家電用品は製造から10年以内のものであれば、リサイクル家電として引き取ってもらうこともできますし、買い取ってくれるショップもあるかもしれません。
仮に買い取りは難しくても、引き取りが可能であれば、リサイクル料金がかからない上に手間を省くことができます。
最近ではアプリやwebサービスでもフリマの出品が安易にできるので、時間のない方でも気軽に挑戦できるかと思います。
ちなみに家電リサイクル法の対象とされている家電は、以下の4種類となります。
これら以外の製品は、家電リサイクルの対象外となります。
洗濯機・衣類乾燥機
冷蔵庫・冷凍庫
エアコン
テレビ(液晶・プラズマ、ブラウン管)
蛍光灯やガスコンロは、地域の自治体に定められた処分方法があります。こちらも事前に確認して、規定に沿ったかたちで処分しましょう。
◆業者に処分してもらったほうが良いもの
・タンスや棚などの木製家具
たいていの木製のアイテムは、解体時に発生した木くずなどと一緒に処分することが可能です。そのため、ご自分で処分するよりも安く済みます。
ただし、量が多いと別途料金を請求される可能性がありますので、事前に施工業者の方に確認することをおすすめします。
◆しっかり調べて、業者選定を行う
業者に頼む際に、最も注意していただきたいのは、解体業者の選定です。
しっかりと業者のサイトをご確認していただき、その業者が本当に信頼できるのかを判断することが重要になります。
すべてが正しい情報でないにしろ、読み進めていくうちに何となくその会社の取り組み姿勢が分かってくるものです。
自社で車両と重機を持って解体工事を行うことは当たり前のことですが、当たり前で無い業者も多く存在しています。
下請け任せで適当な工事をされては取り返しがつかなくなりますので直接電話で掛けてたり、会社に訪問するくらいの労力を使って解体業者の選定をしてください。
また、先ほど少しご紹介したような知識を持っていると安心です。
例えば、自分で処分できるものやリサイクルできるものは事前に把握しておくと、それに反したかたちで高額取引を強制するような業者は避けるといった対応が可能になります。
◆まとめ
今回は、不要品をかしこく処分できる方法する方法とその注意点をご紹介しました。
解体工事の事前準備は大変だと感じた方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、今回ご紹介したことを参考にしていただければ、特に大きな失敗をすることなく、無事に解体工事を成功することができるでしょう。
工事を成功させることで、新たな人生を踏み出すことになるかもしれません。この記事が皆さんの一助となることを願っています。
ここまでお読みいただいても、不安がなくならないという方もいらっしゃるかと思います。
不安をお感じの方は是非、石井商事にお任せください。
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他の記事でも、解体工事の手順や相場、時期について詳しく説明していますので、解体工事についてより詳しく知りたい方は、他の記事もご覧いただけると、一助となれるかと思います。
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