解体にはどのくらいの期間が必要? 業者探しから工事完了まで

解体工事は、人生においてそう何度も経験するものではありません。

実際、石井商事にお問い合わせいただくお客様の中にも、はじめて解体工事を検討しているという方はとても多いです。

そのようなお客様から、特に多く寄せられるご質問のひとつが、「解体工事にはどのくらいの時間がかかるのか」について。


はじめての解体に加えて、その後に家を新築したり、土地を売却する予定などを控えている場合、ある程度工事の目安が分かってないと不安ですよね。

 

そこで今回は、解体工事には一体どのくらいの時間が必要になるのかについて、順を追って解説していきます。

 

解体工事は業者の選定から始まる【約1ヶ月】

 

ひとえに解体工事といえども、工事だけすれば完結するというわけではありません。

工事を始める段階から完了するまでの間に、さまざまな要素で手間や時間がかかります。

 

その第一段階となるのが、業者の選定です。

工事をすることを決めたら、まず手始めにネットなどを使って、どの業者に頼むべきか調ベる方が大半だと思います。

業者選びは一歩間違えると後々トラブルに見舞われてしまう可能性もありますので、しっかりと時間を充てるようにしましょう。

 

昨今では、昔と比べて解体会社の数も増えてきていて、それぞれの強みも業者の数だけ異なります。

それだけ多くの会社が存在しているとなると、価格やスピード、クオリティーなど、いろいろと検討要素がある中で、なにを決め手に選ぶべきか悩んでしまいますよね。

当然、施主様の立場としては、大きなお金を投じて解体をしたのに、納得のいかない結果になるのだけは避けたいところだと思います。

 

「ここに頼まなければよかった…」と後悔しないためにも、1社を決め打ちで選んでしまうのはあまりオススメできません。

 

多少の手間暇をかけてでも、最低2社以上は見積もりを依頼して、比較材料を持っておくことが、業者選びで後悔しないために非常に重要です。

余裕をもって検討できるよう、業者の選定には、1ヶ月程度を見積もっておけば間違いないでしょう。

 

荷物の整理、近隣への挨拶まわりを済ませる【約2〜3週間】

 

さて、無事に業者が決まったら、そこから具体的に工事の日取りなどを決めていくことになります。

この日取り決めにあたり、事前に済ませておくべき大切なことが以下の2つです。

 

  • 解体する家の中の整理
  • 近隣への挨拶まわり

 

では、それぞれどのくらいの時間を充てるのが良いのでしょうか。

 

(1)解体する家の中の整理

片付けに費やす期間は、おおよそ2週間程度で考えておくのがベスト。

その間に要るものと要らないものを仕分け、不要品はリサイクルショップなどで売ったり、処分するようにしましょう。

 

本当にそこまで時間がかかるのかと疑問に思う方もいるかと思いますが、家の中の整理は想像以上に時間や労力が必要です。

実際にとりかかってみると、2週間でも足りないと感じることもありますので、荷物が多い場合は、余裕をもって片付けの期間を設けるか、早めに整理を進めておくことが大切です。

 

(2)近隣への挨拶まわり

解体工事に入る前には、近隣へ挨拶まわりをしておきましょう。

挨拶まわりの重要性については、前回の記事でも触れているので、まだお読みでない方はぜひ参考程度にお目通しくださいね。

 

工事を円滑に進めるためにも、着工の10日〜3日前までには近隣への挨拶を終えられるように、事前にスケジューリングしておきましょう。

 

 

ここからは余談ですが、解体する家によっては工事前にガスや水道、電気などのライフラインの使用停止の手続きをしなければならないことがあります。

 

手続き自体は電話かインターネットを通じて行なうことができるため、そこまで大変ではありませんが、ガスや水道を停止する場合は、立ち会いが必要になることもあります。

 

そのため、停止の申し込みは工事が始まる1週間前までを目安に済ませておくのが良いでしょう。

 

具体的な解体期間の算定【約10日~2週間】

 

ここからは多くの施主様が気になっているであろう、工期についてお話していきます。

解体工事にかかる日数は、10日から2週間程度が一般的と言われています。

 

ただし状況によっては、数日程度の差が生じることがありますので、このあたりは事前に解体業者と打ち合わせをしておくと良いでしょう。


とくに次のようなケースにおいては、作業スペースの問題や解体方法の検討の結果次第では重機が使えない可能性があるため、さらに日数を必要とする場合があります。

 

  • 小さな規模の土地での解体
  • 作業に時間がかかる建物構造

 

 

そのほか、内装の解体や屋根瓦の撤去なども同様に、手壊しで作業することが求められますので、その分工期を長く取る必要が出てきます。

 

 

一方で重機を使える工事では、建物自体の撤去にかかる日数を5〜7日程度に抑えることができますので、手壊しと比較しても、半分程度まで工期を短縮させることができます。

 

スピードや効率重視で考えれば、やはり重機での解体が一番いいですよね。

 

どのように作業を進めていくかなどは、業者側からも説明があるかと思いますが、齟齬を生じさせないためには、自らも確認をしておくことも大切です。

まとめ

 

いかがでしたでしょうか。

家屋の解体工事に必要な日数は、工事前の業者の選定から工事の完了までをトータルすると、2ヶ月程度が一般的と言われています。

ですが、全ての解体工事が2ヶ月程度で終わるとは限りません。

工事前後にトラブルとならないように、大まかな日程の目安や、期間中に済ませておくべきことなど、もし分からないことがあれば、その都度業者に聞くようにしましょう。

 

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石井
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