今回ご紹介するのは、川崎市中原区木月の木造住宅の解体工事の様子です。
お隣ではリフォーム工事が行われていました。
ご依頼いただきましたお客様も、解体後にお建て替えを予定していらっしゃいましたので、ゆくゆくは綺麗なお家が2棟並び、地域に新しい風を吹かせてくれることでしょう。
両隣のお宅と密接しておりましたので、足場は慎重に組み上げました。
安全対策をしっかりととって作業しています。
内装材と屋根材の撤去を行ないます。
石膏ボードの下には断熱材が敷き詰められていますので、それらはすべて取り除いていきます。
屋根材に使われている化粧スレートにはアスベストの含有が認められるため、注意喚起の看板を掲示したうえで作業にあたります。
化粧スレートに混ぜ込まれているアスベストは非飛散性であり、アスベストレベルの中ではレベル3(最も飛散しにくく、危険性が最も低いとされるレベル)にあたります。
とはいえ、作業に取り掛かる際には、しっかりと湿潤化して養生シート外への飛散を抑止し、スタッフは呼吸用の保護具を着用してしっかりと対策をします。
上屋部分の解体に取り掛かります。
事故防止のため、重機稼働中のアームの下には入らない・落下物の危険がある範囲内で作業をしないということを厳守したうえで、オペレーター以外のスタッフが廃材の分別などを行なっています。
少し余談ですが、石井商事では一日の作業が終わった後、現場内に関係者以外が立ち入ることがないようにシートを張るようにしています。
壊し途中の解体現場には危険がたくさん潜んでいますので、何かあっては大変ですよね。
そういった意味でも、作業時間外の夜間から朝方の時間帯に誤って人が入り込まないための対策というのは、実はとても大切なのです。
続けて見ていきましょう。
建物の解体がすべて終わり、最後に基礎の撤去に入ります。
破砕した基礎から鉄骨を取り除いておきます。
鉄骨が絡まっている状態ですと、処分ができないからです。
6段に積まれていたブロック塀は、お客様からのご依頼により、2段カットしました。
ブロック塀は建築基準法により、様々な規定が設けられています。規定の高さは1.2mまで、段数でいうと約6段ほどです。
規定を超えた高さでは倒壊事故の危険性もありますので、もしお心あたりがあるという方はカットするなどして対応しましょう。
しっかりと転圧・整地をしたら工事完了です。
今回の工事にかかった期間は、10日間でした。
ご用命いただきましたT様、この度は誠にありがとうございました。
素敵なお家ができますことを心より祈念しております。
また近隣の皆様も工事中、音や振動、車両の出入りなどでご迷惑をおかけいたしましたが、あたたかなご理解とご協力をありがとうございました。
とてもありがたいことに、現在でも6社のハウスメーカーさんとお取引があり多くの現場をまかせていただいております。
ハウスメーカーさんの厳しい施工基準に対応するという経験値も積んでいるので、サービスの質や技術には自信があります!
解体工事をお考えなら、ぜひ安心してお問い合わせください。