古くなった家屋を解体して更地となった土地を駐車場として利用したいという人は多くいます。
安定した不動産収入を得ることができますし、アパートなどを建てて貸すよりメンテナンスなどが簡単だからです。
しかし、解体工事をした上に駐車場を整備するとなるとそれなりのコストがかかってしまうという不安が生まれますよね。
そこで、解体後に駐車場を作る際、より費用を安くあげる方法を考えてみましょう。
解体工事と駐車場整備をまとめて行える業者に依頼する
解体工事をしてその後にパーキング用の工事を別々にするとなると、二重の経費がかかることになり、余計な出費となってしまいます。
特に、解体工事で使う重機と整地をするための重機を往復させる搬送費が無駄になります。
解体を済ませた後、重機を会社もしくはレンタル会社に持っていき、その後パーキング用の整地をするために再び重機を持ってきて、作業が終わったら元に戻すという作業です。
重機搬送料金は一回に付き数万円かかりますので、それを一度にまとめるだけで大きな節約となります。
そこで、解体工事とパーキング整備をまとめて行える業者を探すようにしましょう。
解体工事は基本的に土地をならして終わりとなりますので、駐車場を作る一歩手前の段階まで仕上げてくれます。
そこから、パーキング用の工事をするのはさほど難しくありませんので、二つの工事を行える業者に頼んだ方が効率的なのです。
また、解体工事をして整地をした後、ある程度の期間が経ってしまうとせっかくきれいになった更地も、風や雨などによって荒れてしまいます。
もう一度きちんと整地をし直さなくてはなりませんので、余計な時間とコストがかかってしまうことになります。
どのようなタイプの駐車場にするかを事前に決めておく
パーキングには基本的に三つのタイプがあります。どの業者もすべての施工方法を採れるというわけではありませんので、事前に施工方法を決めてから業者を探すようにしましょう。
一番簡単な方法から、砂利敷き、アスファルト仕上げ、コンクリート仕上げとなります。
砂利敷きは整地した後に砂利を敷き詰めるだけの方法で、一番コストも手間もかかりません。
その一方で、見た目が悪いことや、ずっと利用していると砂利が荒れてしまう、砂利が飛んで車を傷つけてしまうこともあるので、嫌がる人も多いというデメリットがあります。
一番ポピュラーなのはアスファルト敷きでしょう。
砂利敷きに比べると費用はかかりますが、見た目も良いですし耐久性にも優れます。
コンクリート施工よりもスピーディーにできますので、すぐにパーキング利用を開始できるというのも利点と言えるでしょう。
コンクリート施工はそれほどポピュラーではありませんが、一番耐久性に優れています。
一方で、費用がかなり高くついてしまうこと、コンクリートが固まるまで時間がかかるので、すぐにパーキングをオープンすることができないといったデメリットがあります。
いずれも一長一短ですので、費用とその後のメンテナンスなどを考えて、じっくりと検討すると良いでしょう。
効率よく工事を進められるようにしっかりと事前に計画する
砂利敷きの方法は特に専用の建設車両もいらないですし、難しい技術も必要としないので多くの業者が行うことができます。
しかし、アスファルトを敷くためには専用の重機が必要ですし、技術がないと施工できません。
コンクリート施工はさらに難易度が高くなります。
そこで、解体後にまとめて駐車場整備を行ってくれる業者の中でも、砂利敷きはできるが、アスファルトやコンクリート仕上げはできないというところが多く見られます。
単にパーキングを作れるというだけでなく、どんな施工方法が可能なのかを確認するようにしましょう。
できるだけ、解体後すぐに整備工事に入れた方が効率的ですので、両方を行える会社をじっくりと探すと良いでしょう。
解体後のプランも前もって計画して、工事全体がスムーズに進むように考えることで、結果的に費用を安く抑えることもできるようになります。
特に、広い土地の場合は、重機の利用率も高くなりますので、重機の搬送のためにかかるコストはバカになりません。
できるだけ無駄な作業を発生させないように、工事をまとめて行えるように計画しましょう。
解体業者、整備業者はたくさんありますので、いろいろな会社を当たってみて、そのプランについての相談をしてみると良いでしょう。
そして、見積もりを出してもらって、比較検討してみることも重要です。
まとめ
解体後に土地を駐車場にしたいと考えているのであれば、できるだけ解体工事と整備工事をまとめて行ってくれる業者を選ぶようにしましょう。
そうすることで、どちらの工事でも使う重機の搬送費用を浮かすことができます。
また、解体後無駄に時間を置かないことで、整地された状態をきれいに保つことができ、そのまま駐車場整備に移行することができます。
砂利敷きにするか、アスファルトやコンクリート仕上げにするかによって、施工ができる業者が限られてきますので、あらかじめどんな仕上げにするかを決めてから、業者の選定に入るようにしましょう。
とてもありがたいことに、現在でも6社のハウスメーカーさんとお取引があり多くの現場をまかせていただいております。
ハウスメーカーさんの厳しい施工基準に対応するという経験値も積んでいるので、サービスの質や技術には自信があります!
解体工事をお考えなら、ぜひ安心してお問い合わせください。