遠方にある実家や、相続したお家。
今はもう誰も住んでいない家が、近所の人から「危ない」「キケン」「何とかして」と、苦情とまでは言わないまでも連絡がある。
だから、
そろそろ空き家対策も考えて「解体するか」と考えておられるなら、今回の内容がとても役立つことでしょう。
解体工事を専門にやっている石井商事が、遠方の方にも安心していただけるポイントをお伝えしていきます。
1: 遠方の家を解体工事するときに注意するポイント
まず、遠方の家かどうかに関係なく、ほとんどの方にとって家の解体工事は「日常的」なことではありません。
車を買い換えるのと家の解体工事を比べると、車を買い換える事の方が日常的だと言えます。
あなたも一度や二度は車の買い換えを経験されているでしょうし、あなたに経験がなくても、あなたの友人や知人の中には間違いなく、二度三度と車を買い換えている人がいるはずです。
しかし、家の解体工事はというと、生涯に一度でも経験があれば良い方でしょう。
不動産投資をされている方なら、何度か経験もあるでしょうけれど、一般的にはご自身の家の建て替えのときくらいだと思います。
このように家の解体工事は近くにある家でも「特別なこと」なのですが、これが遠方となると、さらに特別なこととなってしまいます。
何といっても、次のような特別なことがありますから、遠方の家を解体工事するときには注意しておきたいですね。
(1)現地の業者を選びにくい
遠方ですから当たり前ですね。
そして、遠方が故に、あなたもその地域のことが良くわからないことでしょう。
幼かったときに住んでいた土地だったとしても、数十年が経過すると様変わりしていきます。
ご近所とのつき合い方も変化しているでしょうし、隣近所にお住まいの方が変わっていることもあります。
このように「変化している」現地へ行きにくいため、解体工事を依頼する現地の業者も選びにくいのが本音でしょう。
(2)解体する家の細かなことが伝わらない
遠方なので、地元の解体業者と立ち会って話をするにしても、細かいことまで伝えきれないことがあります。
また、伝えきれなかったため、後から追加費用が発生するということもあり得ます。
最悪なのは、伝えたつもり、伝わったつもりのまま解体工事が始まり、工事が終わってから現地へ足を運ぶと「思っていた解体ではなかった」ということもあり得ます。
(3)現地のご近所との関係性が難しい
数十年経過すると、どんな人も性格や考え方が変化します。
あなたも十年前、二十年前と比べて、考え方や行動が変化しているはずです。
また、気持ちよく受け入れられる話と、イライラする話題なども変わっていることでしょう。
当然、これは解体する家の近所の方も同じ。
あなたが小学生だった頃は「良い人」だったとしても、今はそうでない可能性もあります。
話の通じない人かもしれませんし、そもそも、隣のお家にお住まいの方が変わってしまっているということもあります。
こういう場合、遠方が故に、何度か挨拶に伺い解体工事についてお話することが難しい場合もあります。
解体する家の近所の方と、どのように接することができるのか、解体工事が終わった後も良い関係性を築けるのか。
こういう部分も注意しておきたいところです。
2: スムーズな解体工事を行うための業者の選び方
では、このような注意点をどのようにすれば回避し、遠方であってもスムーズな解体工事が完了するのか。
そういった仕事をしてくれる解体工事業者の選び方をお伝えしていきます。
(1)解体工事業者とは電話で話してみる
今はインターネットを使うと、全国どこからでも解体したい家がある地域の解体工事業者を探すことができます。
また、全国展開している解体工事のマッチングサイトもありますので、図書館へ行って他府県のタウンページのページをめくる必要もありません。
さらに、石井商事もそうですが、解体工事業者自身がホームページを持ち、こうやって情報提供しているところも増えてきています。
そこで、あなたとしては、解体したい家がある地域の解体業者を探しましょう。
- マッチングサイト
- 業者のホームページ
- タウンページ
どれでも構いませんが、2~3社選びましょう。
もっと多くても構いません。
そして、次にホームページがあれば内容を見てみます。
解体工事の専門家なのか。
どのような工事をしているのか。
内容がわかりましたら、電話して話してみてください。
いきなり見積もりを取ってもいいのですが、電話することで業者さんの対応がわかり、どういう人が、どのような気持ちで仕事をしているのかがわかります。
どれだけ言葉では良いことを言ったとしても、気持ちや関わり方は声を通して伝わってきます。
また、話をすることで、あなたが伝えやすい人なのか、伝わりやすい人なのかも判断できます。
(2)見積もりには立ち会いが必要です
話をしてみて「ここだ」と思った業者さんには、見積もりをお願いします。
その時、業者さんだけ現地へ行ってもらうのも良いですが、できればあなたも一緒に立ち会っておきたいところです。
立ち会うことで、業者さんのこともわかりますし、解体について伝えミスもグンと減っていきます。
- 追加費用を極力なくしたい。
- きちんと解体してほしい。
- どういった状態になるのか知りたい。
こういった要望があるなら、必ずと言ってもいいくらい現地での立ち会いが必要となってきます。
(3)ご近所へ挨拶しましょう
見積もりが終わり、業者を決めてからで構いません。
解体工事業者の人と一緒に、ご近所へ一言ご挨拶をしておきましょう。
たったこれだけでも、ご近所との関係が良い方に変わります。
また、解体工事業者がこれからの工事中、どれくらいご近所へ気をかけてくれるのかも話をする中で知っておいてください。
3: やっぱり気になる解体工事費用の支払い方
解体工事費用の支払い方には、2つの方法が一般的です。
(1)ローン
もし解体工事の後、新築されるなら新築費用とまとめてローンを組むことができるかもしれません。
※残念ですが、石井商事ではローンの扱いがございません。
また、クレジットカードで支払える業者さんもいらっしゃいますので、業者さんを決めるときには「クレジットOKですか?」と確認しておきましょう。
(2)現金
一括で払えるなら、現金や銀行振込がおすすめです。
何といっても「金利」が掛かりませんから総額の出費を抑えることができます。
また、支払い方も、
- 工事完了後にお支払い
- 工事前にお支払い
- 2回、3回に分けてお支払い
など、業者さんによっては支払いの形が様々です。
立ち会いを行い、見積もりをもらうときには、どのような支払いが可能なのか確認しておいてください。
クレジットで払おうと考えていたのに、現金一括しかできないと解体工事の後からわかっても、資金を集めるのに苦労するだけで何も良いことがありません。
4: まとめ
遠方の家の解体工事は、常に解体工事の現場へ行けないことが一番のデメリットです。
ですから、このデメリットを払拭するためには、あなたが信頼できる解体工事業者を、今回の注意点を参考にして選ばれることです。
費用が安くても、雑な仕事では、空き地を使うことができません。
雑な仕事は、ご近所へも迷惑がかかり、空き地を気持ちよく使えないこともあるでしょう。
あなたが家を解体した後、どのように使いたいのかも考えて、解体工事業者を選んでください。
とてもありがたいことに、現在でも6社のハウスメーカーさんとお取引があり多くの現場をまかせていただいております。
ハウスメーカーさんの厳しい施工基準に対応するという経験値も積んでいるので、サービスの質や技術には自信があります!
解体工事をお考えなら、ぜひ安心してお問い合わせください。