解体工事って実際どの位の日数が必要?―準備にかかる期間と工期について解説!

解体工事が初めての方にとって、解体工事が終わるまでどれくらいの日数を見ておけば良いのか分からないという方が多いのではないでしょうか。

ある程度の日程の目安が見えていないと、

  • 工事が順調に進んでいるのか不安
  • (次の計画がある場合)他業者さんと打ち合わせをするにも思うように話ができない

など、色々と心配な点が出てくるかと思います。

 

そこで今回は、解体工事の工事期間の大まかな目安についてお話していきます。

これから解体工事を控えているという方にとって、ひとつの参考になれば幸いです。

1. 解体工事の工期の目安

一口に「解体工事」と言いましても、もちろん全てのお家が同じ条件なわけではありません。

当然ですが、取り壊すお家の構造や解体工法、お家の建っている場所や状況によっても違いが生まれます。

そのため、実際のお家を見ないまま「絶対に○○日で完了します!」という言い方をすることはできません。

 

もし、今やり取りしている解体業者さんに、現場を一度も見てもらっていないのに「大丈夫です、〇〇日で終わります!」と言われたとしても、それは確実なお話ではないというわけです。

 

しかし、一般的な家屋の構造かつ工事車両や重機が近くまで入れるようであれば、経験上おおよその工期を予想することはできますのでそのあたりを今回はご説明したいと思います。

 

木造の住宅

日本で最も多いと言われているのが、木造住宅です。木造住宅はその名前の通りで、お家を構成している材料のほとんどが「木」であるため、よほど重機が入れないなどの理由がない限りは、解体作業がすごく難航することはありません。

 

問題なく通常の工法で工事が進められるとしたら、比較的短期間(10~14日前後)で終えることができます。

 

鉄骨造のお家

つづいて、鉄骨造のお家です。

こちらは鉄骨でできているので、木材を使った木造住宅よりも耐久性に優れているという特徴があります。

 

しかし耐久性に優れているということは、言い換えると「木造と比較すると取り壊しに手間がかかってしまう」ということでもあります。

 

加えて、鉄骨の搬出は安全性を考慮しながらの慎重な作業にもなりますので、その点で時間がかかる場合もあります。

これらの要素を踏まえて考えると、11日~16日前後は見ておいたほうが良いでしょう。

 

RC造のお家

RC造のお家は、鉄筋とコンクリートで柱がつくられており、非常に頑丈な構造になっています。

こちらも鉄骨造と同様に耐久性が高いので、住んでいるときは安心なのですが、いざ取り壊すとなると頑丈で壊しにくいんですね。

 

また、搬出するにあたってコンクリートを適宜砕いていく必要などもあり、音や振動の影響が出やすいことから、近隣の皆さまへ配慮を払いながら慎重に作業を進めなければなりません。

 

木造や鉄骨のお家の解体作業に比べて作業工数が多いことから、工期は少し長めに3週間~4週間は見ておきたいところです。

 

 

もちろん、これらの日数はあくまでも平均値ですので、一つの目安としてお考えいただければと思います。

2. 工期が延びる理由3選

ここまで大まかな解体工事の工期をお伝えしてきましたが、やむを得ない理由から工事が遅れてしまうこともあります。

 

「いやいや、それは困るよ~」なんて声が聞こえてきそうですが、なぜそのようなことが起こってしまうのか、その理由を今回は3つお話していきたいと思います。

 

自然災害の影響

天災(大雨や大雪などの天候や地震などの災害)が続くと、外での作業となる解体工事は思うように進められない場合があります。

というのも、雨や雪が降り続くと地盤が緩んでしまって思うように重機の操縦ができなかったり、作業するスタッフが足を滑らせる可能性があるからです。

 

怪我はもちろん、事故に繋がる恐れもあるので非常に危険ですよね。

 

なかでもこの時期に多い台風は、雨だけではなく風が強まったりもするので、解体作業の危険度は必然的に高まってしまいます。

 

基本的に多少の雨風では問題なく作業を行なうものの、自然のことなのでその時が来ないと何とも言えないことも。

 

「安全」が確保できないと判断した際は、ごく稀に工事を中断・延期にさせていただくということを、頭の片隅に入れておいていただくと良いかもしれませんね。

 

地中埋設物の影響

地中埋設物とは、言葉の通りで「地中に埋められてしまっているもの」のこと。

過去の解体知恵袋でもご説明をしていますので、ご興味ある方は下記のリンクから合わせてご覧ください。

万が一作業中に地中埋設物が見つかった場合、お客様への確認や撤去作業などの兼ね合いで、当初想定していた工期よりも延びてしまう可能性があります。

 

近隣の方からのクレームの影響

最後の3つ目は、クレーム問題です。

もちろん、どこの業者も大前提として、クレームを未然に防ぐために事前にしっかりとご挨拶に伺って工事のご説明をさせていただいたり、作業中も細心の注意を払って行なうように努めています。

 

大抵はこうした対策を講じることで、大きなトラブルに繋がるような芽を摘んでおくことが出来るのですが、それでもクレームの可能性を完全にゼロにするというのは難しかったりします。

 

万が一解体工事中に近隣の方などから何かしらのクレームが出てしまった場合は、その内容によっては工事を一時的に中断することがあります。

3. 解体工事の流れとは

つづいて、解体工事の作業の実際の流れについてお話しておこうと思います。

工事の細かなことは、プロである私たちにお任せいただければ問題ございません。

 

ですが、解体工事の大まかな流れが理解できていると、いつごろから解体工事をスタートすれば住宅建築の業者さんへスムーズに引き渡せるかなど、次の予定を控えている方にとって気になるスケジュール感を逆算して考えることもできますので、工期の目安と併せて知っておいて損はないでしょう。

 

 

解体工事業者へ見積もり依頼・事前調査(打ち合わせ)

解体業者の選定をするにあたり、まずは事前調査に来てもらって工事にかかる費用の見積もりを出してもらうことになると思います。

 

その後の工程で最も大事なのが、事前の打ち合わせです。

これは、業者とお客さまとの間で工事の認識の齟齬を生まないようにするためにも、非常に大事な要素になってきます。

 

どの部分を解体したい(残したい)のか、解体した後はどうしようと思っているのか、工事に関する懸念点はどこなのかなど、伝えておくべきこと・気になることは、しっかりと業者に伝えるようにしましょう。

 

また、見積もりの段階で内容が不明瞭であったりした場合は、改めて書面で示してもらったり、担当者から説明してもらったりすることで分からない点をクリアにしておくことが非常に重要です。

 

業者探しから決定を含め、遅くても希望の工事時期の2か月前までにはこうしたやり取りを済ませておくと、直前で慌てることがなくなるので安心です。

 

近隣へのご挨拶まわり

もうひとつ解体工事が始まる前にしておくべきことがあります。

それは、工事期間中にご迷惑がかかると見込まれる近隣の皆さまへの事前のご挨拶です。

通常、このご挨拶まわりは解体業者がご説明を兼ねてしっかりと行っているものですが、皆さまからも直接お話をするのがなお良いでしょう。

 

解体工事は、どうしても大きな振動や騒音が伴う工事です。

 

それだけでなく、工事期間中は普段見慣れない人や車両が出入りもしますので、近隣の皆さまもきっと不安に感じることかと思います。

 

  • どのくらいの期間、何時から何時ごろに作業をするのか
  • 工事期間中に何か起きた際の対応はどうすべきか

など、あらかじめ皆さまからも工事に関するお話があれば、「聞いてなかった!」ということも無くなり、工事へのご理解・ご協力も得やすくなります。

 

ご挨拶まわりというのは、あまり早すぎても遅すぎても良くありません。

近隣の方とお会いできるタイミングなどもあるかと思いますので、10日~3日前までには済ませておくと良いでしょう。

こちらも、以前に記事にまとめていますので、お時間あるときにご覧いただくと良いかと思います。

足場組み・養生

さて、ここからは工事の内容に移ります。

お家の解体をしていくにあたり、必須の準備となるのが足場組み養生です。

騒音の軽減やホコリ・粉塵などの飛散を防ぐ目的がありますので、建物の取り壊しに入る前にしっかりと養生シートでお家を囲っておくことが大原則になります。

※お家の状況によっては、足場を組む前にお庭や塀、ブロックなどのいわゆる「外構」と呼ばれる部分を解体することもあります。

 

お家の解体・基礎の解体

解体作業の準備が出来たら、屋根から順番に重機や手壊し等で建物を解体していきます。

屋根材と建物内部の撤去・解体を行なった後、最後に建物の骨組みを重機を使って壊すというのが家屋解体の通常の流れです。

 

建物の解体を終えるとお家を支えていた基礎が出てきますので、廃材等を丁寧に取り除いた後にしっかりと掘り起こしていきます。

その際に、先ほど少し触れた地中埋設物などが出てきてしまったら、お客様とお話をしたうえで撤去などの対応をいたします。

 

整地・清掃

最後に、でこぼこしている土を均して綺麗に転圧、整地をいたします。

また、解体工事の際に汚れてしまった前面道路などは水洗いをして、しっかりと綺麗にお掃除をしてからお引渡しとなります。

 

どうでしょうか。

これでざっくりとした工事の流れのイメージはつかんでいただけたかと思います。

 

もちろん、解体する規模や天災など、様々な要因で工事自体にかかる工期は変動しますが、トラブルなど予期せぬことが起こる可能性も加味すると2週間半程を見ておくと良いでしょう。

 

そうすると、契約前の業者のやり取りを含め、解体工事にかかるやり取りはおおよそ3か月程度になるかと思います。

解体後に建築計画がある方などは、余裕をもったスケジュール感で動くことをおすすめいたします。

おわりに

初めての解体工事だと、業者選定から建物が壊し終わるまでに一体どれくらいの期間がかかるの?と疑問に思う方も多いかと思います。

 

冒頭でもお伝えいたしましたが、工期というのは天候や季節、建物の規模・状況によって変動するものであり、一概にこれが正解という目安はありません。

 

ですが、大体のイメージがあるのとないのとではその後の予定を考える際にも全然違うと思いますので、参考にしていただければ幸いです。

 

工期について「こうしてほしい!」等、何かしらの要望がある場合は、依頼する解体業者さんに事前に相談してみるのもひとつの手かと思います。

 

必ずのお約束はできないかもしれませんが、業者さんとの都合がつけば多少の配慮をしてくれることがあるかもしれません。

 

いずれにしても、想定外のことを予想して余裕をもって解体工事をするに越したことはありませんので、ご自身のご予定と照らし合わせて調整をしていただくのが良いでしょう。

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石井
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