横浜市泉区中田北の解体工事現場の施工風景です。
今回は、ご紹介からのご縁で工事をさせていただく運びとなりました。
ご紹介いただきましたW様、この度はありがとうございます。
施工前の全景です。延床面積は約76㎡、木造のスレート葺2階建の建物になります。
フェンスを挟んでお隣のお車が数台止まっていたため、粉塵が飛散しないように細心の注意を払って作業を行ないました。
下準備として、足場を組んでしっかりと養生をします。
高所作業前は、墜転落を防止するための安全帯等をきちんと身に着けているか、そのほかの安全対策をぬかりなく行っているかなどを作業スタッフ同士で確認するよう徹底しています。
石井商事では、どんな時でも安全を第一に考えて行動するよう指導いたしております。
粉塵や音の漏れというのは少しの弛みや隙間から簡単に出てしまうものです。
解体工事において隙間なく養生をすることは基本中の基本。
トラブルを回避するためにも丁寧さが求められる工程のひとつです。
今回は屋根材にアスベストが含有していた関係で、除去作業がありました。
石井商事では作業実施の説明看板の掲示だけでなく、作業していることが周囲の方々により分かりやすい形で伝わるように心がけています。
アスベストはそのものが有害ということではなく、アスベストに圧力がかかることで舞って出てくる粉塵を吸入することが後々の健康被害に繋がるとされていますので、作業時はばく露対策として防塵マスクをつけ、しっかりと水をまいて湿潤化させておくことが大切です。
原形を崩さないよう慎重に手ばらしで剥がしていき、剥がしとったものは頑丈に封じ込めを行います。
封じ込め後は他の廃棄物と分けておき、アスベスト含有廃棄物が入っていることが分かるようにしておきます。
こちらは内装材の撤去中の様子です。
窓ガラスや断熱材、石膏ボードなどは全てこのタイミングで取り除いて綺麗な状態にしておきます。
現場で出た産業廃棄物はその場で分別するというルールがありますので、色々と他のものが混ざり合わないように重機解体前にあらかじめ撤去するのが一般的です。
重機が搬入され、建物部分の解体作業に入りました。
手前側から壊してスペースを確保、そこから徐々に中に入っていきます。
石井商事では、1日の終わりに現場を離れる際は必ず養生シートを搬入口に張るように指導しています。
これは見た目の問題もありますが、1番は周辺を通りがかる方々が誤って入ってしまわないようにするためです。
作業途中の解体工事現場は危険がたくさん。何かあってはいけませんのでこのような安全対策をしています。
解体工事と聞くと重機を使ってガシャガシャとひたすらに壊していくイメージをお持ちの方も多くいらっしゃるかと思いますが、実際はそのようなやり方ではトラブルが連発してしまいます。
トラブルの引き金をつくらないように、音や振動などには常に細心の注意を払いながら丁寧に作業を行ないます。
2階部分は解体が終わり、1階部分に取り掛かりました。
残すは、建物を支えていた基礎の部分の撤去です。
建物の解体時に出た細かなゴミが地面に散乱している状態ですので、それらは全て綺麗にしてから作業に入ります。
基礎の撤去後は整地なのですが、ご覧の通り、途中で生憎の雨に見舞われてしまいました。
整地作業日が荒天の場合は仕上がりに影響が出ることを考慮して、状態が整うのを待つこともございます。
幸いなことに翌日には雨も上がって作業環境が整いましたので、最後に撤去をご希望されていた北側のブロックを取り除き、転圧・整地をして完了となりました。
前面の道路も車両の出入りなどで汚れてしまっていますので、しっかりと水で流して綺麗にお掃除させていただいてます。
荒天の日もありましたが、予定期間内の9日間でトラブルなどもなく無事に完工することができました。
S様、この度は弊社にご用命いただきましてありがとうございました。
また近隣の皆様におかれましても、工事へのご理解・ご協力をいただき、誠にありがとうございました。
とてもありがたいことに、現在でも6社のハウスメーカーさんとお取引があり多くの現場をまかせていただいております。
ハウスメーカーさんの厳しい施工基準に対応するという経験値も積んでいるので、サービスの質や技術には自信があります!
解体工事をお考えなら、ぜひ安心してお問い合わせください。