横浜市鶴見区で行なった木造スレート葺住宅の解体工事の様子をご紹介いたします。
今回は2棟分の解体をお任せいただきました。
施工前の全景はこちらです。
まずは写真手前側の建物から壊していく計画です。

隙間のないようしっかりと養生シートを張って下準備を行なったら、内装材等の撤去に取り掛かります。




重機の解体の際は、気を付けるべきことがたくさんあります。

機械の操縦音や振動を極力抑えること、周囲に粉塵が舞わないように小まめに散水をすること、安全に壊すために事前に作業の工程を確認してから作業に取り掛かることなど、オペレーターは【ただ壊す】のではなく、【安全性と周囲への影響を最大限考慮したうえで壊す】ことが求められます。
解体工事と聞くと、闇雲にガシャンガシャンと壊していくイメージを持たれる方も多いかと思いますが、決してそうではないのです。


現場で出る廃棄物は品目ごとに仕分けを行ない、産業廃棄物として処分場へ搬入します。
こちらは木くずを積み込んでいるところです。
余談ですが、処理場で分別・選別された木くずは、木材チップやペレットに加工されたり燃料になったりと再利用されることが多いです。

そろそろ1棟目の家屋の解体も終盤にさしかかってきました。


最後は周りのゴミを取り除いてから、基礎の撤去をしていきます。
石井商事の解体工事の特徴のひとつに、現場を綺麗に保ちながら作業を進めるということがあります。
そうすることでゴミ混じりを最小限に抑えることができるので、仕上がりも綺麗になるからです。
機械に頼らず人力で行う部分なので大変ではありますが、このひと手間を大事にするよう指導を徹底しています。


つづけてもう1棟の解体の様子もご覧いただきましょう。
まずは内装材の撤去です。
この時にも作業スペースに余計なゴミ等が落ちていることがないようしっかりと片付けておきます。
このように掃除をする理由は、作業スタッフが足を引っかけたり滑ったりして怪我をしないためでもあります。


どうでしょう。ゴミもなく、とても綺麗になったのではないでしょうか。

上物の解体に取り掛かりました。



仕分けは手元スタッフ達によって、手分けして行われます。
分別解体が義務化されて以降、それまで以上にオペレータ―と手元スタッフの連携が求められるようになりました。
解体工事はチームプレーと言っても過言ではありませんね。


こちらも後半戦にさしかかってきました。


今回、2棟目の基礎の撤去は、2台体制で進めました。




土間や樹木、ブロックの撤去等、あらかじめお打合せしておいた撤去希望のものはすべて取り除きました。
【撤去】するものと【残し】となるものは混同しないように図面上に印などをつけ、現地にもマークを残しておきます。
誤って〇〇してしまった!というミスやトラブルを防ぐためにもとても大事な作業です。



最後にしっかりと整地作業をして、これにて工事完了です。

今回は2棟分ということもあり、約1か月の工期となりました。
最後まで工事へのご理解・ご協力をいただきましたこと、改めて御礼申し上げます。



H様、この度はご用命いただきまして、誠にありがとうございました。
石井商事では、整地完了まで丁寧に施工いたします。
解体工事をご検討されている方は、お気軽にお問合せくださいませ。
とてもありがたいことに、現在でも6社のハウスメーカーさんとお取引があり多くの現場をまかせていただいております。
ハウスメーカーさんの厳しい施工基準に対応するという経験値も積んでいるので、サービスの質や技術には自信があります!
解体工事をお考えなら、ぜひ安心してお問い合わせください。