解体工事のあいさつ文の重要性
近隣の解体工事がはじまる事を知らされずに、朝早くから工事の騒音がして、音や埃やが流れてきたら、誰でも気分が悪くなると思います。
また、仕事に出かけようとしたときに、工事車両が道を塞いていたら、不快な気持ちになってしまいますよね。
解体工事をするお宅から事前に挨拶があれば、気持ちの準備が出来ますから、少しくらいの騒音がしても心理的には、負担が軽減されるのではないでしょうか。
解体工事の前に、近隣の皆さんに対して、丁寧で心のこもった「あいさつ」をすることで、クレームの予防やクレームの解決をスムーズにすることができますので、必ず「あいさつ」をされることをお勧めしております。
しかし、大事な「あいさつ」に訪問したときに、必ず近隣のかたが在宅とは限りません。
そのような時にこそ、「あいさつ文」を使うことをお勧めしています。
何度伺っても、工事が始まるまでに直接会えないことだってあると思いますので、「あいさつ文」をポストに投函しておけば、直接の「あいさつ」が工事着手後であっても大きなトラブルにはならないでしょう。
こちらの記事も参考にして下さい。「重要!トラブルを防ぐ解体工事の近隣挨拶」
解体工事のあいさつ文って、どのように書けばいいでしょうか?
普段、あいさつ文を書く機会はそう多くはないことでしょう。
ですので、実際にあいさつ文をつくろうとすると、何をどのように書けばいいのか悩んでしまいますよね。
あまり多くのことを書きすぎてもゴチャゴチャになるし、少なすぎると伝わらないと思います。
そこで、最低でも書かなくてはならない項目を考えてみました。
- 工事名称
- 工事場所
- 工事依頼者
- 工事期間
- 休業日
- 施工業者・担当者
最低限、これくらいはお伝えして、ご協力をお願いするようにしましょう。
解体工事の例文を作ってみました。参考にしてください。
下記に、解体工事のときの「あいさつ例文」を作ってみましたので参考にしていただければと思います。
【例 文】
ご近隣の皆様へ
解体工事のご挨拶
拝啓 時下益々ご清栄のことと、お慶び申し上げます。
平素は格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。
この度は、自宅を建て替えることになり、それに先行して既存家屋の解体をすることになりました。
工事中は何かとご迷惑をおかけすることもあるかと存じますが、細心の注意を払いながら進めて参りますので、何卒ご理解、ご協力賜わりますようお願い申し上げます。
敬具
工事名称・・・・・石井邸・解体工事
工事場所・・・・・横浜市泉区下飯田町730-1
工事依頼者・・・・石井・賢士
工事期間・・・・・着工予定日・平成29年1月10日~完了予定日・平成29年2月1日
工事時間・・・・・午前8時から午後6時頃まで
休業日・・・・・・日曜日・祝日
施工業者・・・・・横浜市泉区下飯田町730-1
・・・・・・・・・株式会社・石・井・商・事
・・・・・・・・・工事担当者・石井・賢士
・・・・・・・・・電話番号・045-802-7431
丁寧なあいさつでクレームの防止につなげる
あいさつ文を配って近隣に挨拶廻りをするのは、本来であれば解体業者の仕事だと思います。
もし、解体業者が行わないのであれば、施主である皆さんが行うよりほかありません。
どちらがするにしても、近隣の皆様には少なからずご迷惑をかけることになりますので、最低でも2日位前までには、丁寧にご挨拶することをお勧めいたします。
石井商事では、もちろん、「あいさつ文」を持参しますし、粗品として「白い無地」のタオルも配っております。※(タオルの場合、文字入りや色付きは嫌がられます)
なかには、ポストに投函するだけの業者があるようですが、石井商事では、1件1件で呼び鈴を押させて頂き、直接ご挨拶するように心がけております。
まとめ
解体工事が始まる前までに、ご近隣の皆様に対して丁寧にあいさつを行うことによって、解体工事をはじめ、次に行われる新築工事に至るまでの工事がスムーズに進めることができます。
建て替えの為の解体工事では、おなじ場所に戻って生活をするため、丁寧なあいさつを行うことは、今後のお付き合いにおいても大変重要になってきます。
工事のあいさつだからといって、解体業者だけに任せず、施主のみなさんも積極的に行ってください。
何度か足を運んでも直接会えない方のために、「あいさつ文」を用意しておくと良いでしょう。
お留守だった場合は、「あいさつ文」をポストに入れさせて頂き、日を改めて廻ってもらえれば大丈夫です。
とてもありがたいことに、現在でも6社のハウスメーカーさんとお取引があり多くの現場をまかせていただいております。
ハウスメーカーさんの厳しい施工基準に対応するという経験値も積んでいるので、サービスの質や技術には自信があります!
解体工事をお考えなら、ぜひ安心してお問い合わせください。