横浜市磯子区の木造トタン葺住宅の解体の様子をご紹介いたします。
全景はこちらで、延床面積142㎡の建物になります。
今回の建物からはアスベストの含有が認められませんでしたので、通常通りの施工で進めました。

足場の組み立ては高所作業にあたりますので、近日公開の【解体工事の知恵袋】でもくわしく取り上げる予定ですが、墜転落防止装具を正しく身に着けて、怪我や事故のないように進めるのが鉄則です。

石井商事では安全第一をモットーに、日頃から安全対策を徹底して行っていますのでご安心ください。

養生作業が完了しました。
大きな音や粉塵の飛散をグッと抑えることができるので、工事現場では欠かせない作業工程です。

重機での解体に入る前に内装材などを撤去します。
建設リサイクル法では【分別解体】の徹底が定められています。
いわゆる内装材にあたる壁紙や断熱材、畳などは、当然ですがそれぞれ素材が異なっているため、先に撤去して正しく分別・処理しておかなければなりません。


重機が入りました。
工事の特性上、まったく音も揺れもない状態にするというのはやはり難しいのですが、近隣の皆さまに少しでもご負担をおかけしないよう、作業時間や作業の進め方等には十分配慮して進めるよう心がけています。



基礎の撤去の際も、気を付けることがあります。
一つ目は、毎度お伝えしております通り、事前に細かなゴミなどを手作業で清掃しておくこと。
二つ目は、ガスや水道などの配管がないかを確認しておくこと。
安全にそして丁寧に施工を進めるうえで、どちらもとても大事になってきます。



残し予定のものには施工前にテープ等でマーキング、また、施工計画が描かれている図面にもあらかじめ位置等を印しておきます。

解体工事で時々あるのが、【撤去】と【残し】の認識の相違。
誤って残してしまったものは取り除くことができますが、撤去してしまったものに関しては元に戻すことはできないので、後々トラブルになりやすいのです。
そうならないためにも、事前のお打ち合わせの際にお客さまと私どもの双方が分かる形でマーク等を行って【可視化】できるように対策をすることが大切です。
今回撤去になった樹木に関しては根からしっかりと取り除きました。

その他、レンガ積みと既存の門扉に関しても、今回は新築計画で新しく車庫を作り直すことになっているため、一部撤去しています。

いよいよ整地作業に入ります。
重機の重みをうまく活かしてキャタピラで転圧し、キャタピラ痕等の跡を現場から出た廃材の木材を使ったり手作業で均してあげます。
このひと手間、ふた手間こそが最終的な仕上りを綺麗にするうえで重要なポイントになってきます。


最後はもちろんしっかりと清掃を行い、これで工事完了です。

いかがでしょうか。
ゴミの混じり等もなく、綺麗な仕上がりになったと思います。


工期は10日間でした。
今回も近隣の皆さまにもご協力いただきながらトラブルや事故なく最後まで安全に終えることができました。
工事へのご理解・ご協力いただきましたこと、改めましてこの場を借りて御礼申し上げます。
ご依頼いただきましたI様におかれましても、この度はご用命いただきありがとうございました。
新しくお家をお建てになる計画と伺っておりますので、素敵なお家ができますことを心より祈念しております。
とてもありがたいことに、現在でも6社のハウスメーカーさんとお取引があり多くの現場をまかせていただいております。
ハウスメーカーさんの厳しい施工基準に対応するという経験値も積んでいるので、サービスの質や技術には自信があります!
解体工事をお考えなら、ぜひ安心してお問い合わせください。