神奈川県綾瀬市綾西の解体工事現場をご紹介いたします。
綾瀬市は弊社から近いエリアですが、工事のご依頼は久しぶりだったと思います。
今回取り壊しをさせていただいた建物の全景です。築50年を越えた木造の2階建で屋根は瓦葺、延床面積は約101㎡です。
今回の工事では建物のほかにこちらのカーポートと土間、そのほかに樹木なども撤去となりましたのでそのあたりも後ほどご紹介いたします。
足場を組むにあたり、まずは先行してカーポートを撤去しました。
足場の組み立ては高所での作業になりますので、墜転落を防止するためにしっかりと安全対策をして行ないます。
現場仕事は、技術はもちろんのこと、スタッフ同士のコミュニケーションも大切です。
職長のにっこり笑顔で現場の雰囲気は和やかになったことでしょうね。
隙間を作らないよう、丁寧に養生シートを張っていきます。
粉塵の飛散や騒音の軽減のためにも欠かすことのできない大切な工程です。
穴は開いていないか、汚れていないかなど、シートの状態の確認もしっかり行います。
内装材を取り外しはすべて人力で行うので地道な作業ですが、その後の解体をスムーズに進めていくためにも丁寧にやっていきます。
石井商事では、作業と片づけを並行させることで現場を綺麗に保つように心がけています。
屋根の瓦は一枚ずつ剥がしとり、まっさらな状態にします。この作業を【瓦おろし】といいます。
両手で一枚ずつめくり取っていくわけですが、これが何㎡分もとなると意外と足腰にくるんですよね。
ですが、瓦が乗ったまま解体をしてしまうと後々の分別が大変になったりと色々と問題がありますので、少々大変ではありますが先に済ませてしまいます。
さて、手仕事が一通り済んだところで重機の搬入です。
埃が舞いそうなところには適宜散水をします。
散水もただ水を撒いているわけではなく、タイミングや水量を調整して行っています。
木くずの積み込みの様子です。
こうして積まれた廃材は、現場から処分場に運ばれていきます。
過積載や積荷の飛散は道路を傷めるだけでなく、一歩間違えば大きな事故を引き起こしかねません。
そのようなことが起きないように日頃から対策をする等して、細心の注意をしています。
上屋部分の解体は、そろそろラストスパートです。
この後は建物の基礎の解体作業に移ります。
基礎の撤去です。
一般的な住宅の基礎には主にベタ基礎・布基礎の2種類が使われていますが、今回は布基礎でした。
地面に逆T字型(そうでないものもあります)に鉄筋コンクリートを連続して打ちこんであるのが布基礎です。
庭石などはそのまま残されたいとのことでしたが、そのほかのお庭の草木は撤去をご希望でしたので取り除いていきます。
根がしっかり張っていましたが、機械の力を借りてすんなり撤去することができました。
仕上げは、南側を安息角にて法面処理をしています。
しっかりと均して、これにて工事完了です。
工期は、10日間でした。
近隣の皆様のご理解・ご協力もあり、今回も事故やトラブルなく安全に終えることができました。
ご用命いただきましたY様、近隣の皆様、この度は誠にありがとうございました。
とてもありがたいことに、現在でも6社のハウスメーカーさんとお取引があり多くの現場をまかせていただいております。
ハウスメーカーさんの厳しい施工基準に対応するという経験値も積んでいるので、サービスの質や技術には自信があります!
解体工事をお考えなら、ぜひ安心してお問い合わせください。