今回ご紹介するのは、横浜市泉区下飯田町の解体工事現場です。
お近くということもあり、以前から弊社のことを知っていてくださったようで、この度ご実家じまいにあたりご用命くださいました。
さっそく見ていきましょう。
施工前の全景はこのような外観で、木造スレート・鋼板葺の2階建の住宅です。
旗竿地のため、建物は奥まったところに位置しています。
旗竿地の特徴として、隣地の家との距離が非常に近いことがあげられます。
距離が近い分、解体工事でよく聞く「粉塵の飛散」「騒音・振動」によるトラブルが起こりやすくなりますので、揉め事に繋げないという意味でも、事前にしっかりと養生を行っておくこと、全ての工程において細心の注意を払って作業をすることなどが求められます。
内装材と屋根材の撤去の様子です。
壁材を剥がした内側には、断熱材がぎっしりと敷き詰められていますのでこれらをすべて剥がしとります。
窓ガラスやサッシ、畳なども剥がして、まっさらな状態までしっかりと分別しながら片付けます。
屋根葺き材の撤去の際は、まず湿潤化させることが大原則。
そうすることで、細かなほこりなどが舞うのを防ぎます。
長年外で晒されていた分の汚れはもちろんのこと、下地との間にもほこりが溜まってしまっている状態ですので、しっかりと散水をしてから作業をしないと、そのほこりたちが舞ってしまって大変なことになります。
ここからは重機を搬入して、建物の解体に入ります。
旗竿の竿にあたる通路部分の幅が狭いこともあって大きな重機は入れられないので、今回は小さいサイズのものを入れました。
まずは手前から徐々に壊していき、作業スペースを確保します。
大きさは小さくても、アームはしっかりと2階部分まで伸びる長さがあるので、今回のような狭小地での解体工事には最適です。
解体工事と聞くと、重機などを使って闇雲に壊していくイメージを持たれる方も多いと思います。
ですが、実際は繊細な作業を求められることもありますし、事故を起こさないためにしっかりと壊す手順について考えてから壊す必要があるのです。
最後まで安全第一で作業をしていきます。
様子を見ながら、必要に応じて散水をします。
基礎以外の建物の取り壊しが済んだら、解体で出たゴミや廃材などをお掃除します。
こうやって見ると結構細かいゴミが多いのがお分かりいただけると思いますが、綺麗な仕上がりにするためにもしっかりとかき集めてまっさらな状態にしておきます。
清掃が終わった状態です。ゴミが片付けられてすっきりと綺麗になりましたね。
基礎の撤去の際は、重機を使って掘り起こして破砕します。
最後は整地作業です。
重機の重みで踏み固めていきます。
このままですとキャタピラ痕が残ってしまって美しくないので、最後は必ず人力で綺麗に均すよう指導しています。
これで工事は完了です。地面を均したことでここまで綺麗になりました。
こちらの工事は、工期8日間で完了いたしました。
今回もトラブル・事故もなく、最後まで安全に工事を終えることができました。
工事期間中、近隣の皆さまにはご不便・ご迷惑をおかけいたしましたが、ご協力いただき御礼申し上げます。
また、ご依頼いただきましたI様、この度は誠にありがとうございました。
とてもありがたいことに、現在でも6社のハウスメーカーさんとお取引があり多くの現場をまかせていただいております。
ハウスメーカーさんの厳しい施工基準に対応するという経験値も積んでいるので、サービスの質や技術には自信があります!
解体工事をお考えなら、ぜひ安心してお問い合わせください。