安全帯・ヘルメットの着用100%
安全対策をしっかり行っている会社かどうか、一般の方から見て一番判断しやすいのが「安全帯・ヘルメットの着用の有無」だと思います。
作業員という立場から本音を言えば、安全帯を付けると非常に作業がしにくいですし、ヘルメットは(夏場はとくに)すごく暑い・・・だから、もし着用しなくてもいいなら、したくないものなのです。
でも、もしお客様の敷地内で事故があったら・・・もし救急車を呼ばなければならなくなったら・・・お客様やご近所の方に多大なご迷惑をおかけしてしまいます。
それに、何よりも大切な仲間に怪我を負わせるということは絶対に避けなければいけません。
ですから、石井商事では「やりすぎ」と言われるくらい、徹底して安全帯とヘルメットの着用を指示しています。
たとえば、高所作業があるときは毎回必ず、現場管理担当が安全帯やヘルメット(あごひもも)をしっかり着用した作業員の写真をメールで送るというルールがあります。
わかっていても快適なほうに流されるというのが人間なので、心を鬼にしてこのような管理体制を作っています。
その甲斐もあって、現在では安全帯・ヘルメットの着用率は100%に達しています。
仮囲い・養生
解体現場といえば、高いところまで鉄パイプで囲いを組んで養生シートが張られている光景を思い浮かべませんか?
これは、解体作業中に出るホコリを防ぐほか、建物が想定外の崩落を起こしたり飛び散った資材がお隣さんや通行人に当たってしまうという事故を防ぐ役割をしています。
解体作業の工程が進み建物が低くなれば、それに合わせてこの囲いも低くしていきます。
ときどきお客様から「解体現場を見るのはなんだか怖いから、工事が終わるまで高いところまで囲っておいて」と言われることがありますが、実はこれはかえって危険です。
建物という壁がなくなり養生シートが直接風の影響を受けるようになると、その囲いは一気に倒れやすくなってしまうからです。
このほか石井商事では、1日の作業が終わった時点で風が強かったり、見通しなどの問題で囲いを下げたほうがいいと判断した場合はその都度柔軟に対応するように心がけております。
もちろん、翌日の作業はまた囲いの位置を上げるところからのスタートです。
一般の方から見たら非効率に思えるかもしれませんが、これも安全対策の一環です。
免許・許認可
解体工事を行う業者に必要な免許・許認可は「建設業許可または解体工事業の登録」と「産業廃棄物収集運搬許可」の2つです。
「建設業許可及び解体工事業の登録」について
解体業は「土木工事業」「建築工事業」「とび・土工工事業」のいずれかの建設業許可を持っていれば全国どこでも事業を行うことが可能です。
しかし、この許可は誰でも簡単に得るというわけにはいかず、一定以上の業績があり経験者が在籍しているなどの厳しい基準があります。
ですから、建設業許可を持っているというだけでも企業として、ある程度信用ができると考えられます。
また、条件を満たしていない事業所でも、請負金額が500万円未満の解体工事なら「解体工事業の登録」を行うことで施工が可能です。
しかし、こちらの登録は、敷居が低く比較的容易に登録できてしまうため、やはり建設業の許可業者を選ぶことが安心でよろしいかとおもいます。
(建設業許可については平成26年6月に法改正があり「解体工事業」という業種区分が平成28年6月に新設されました。現在は経過措置期間のため今まで通りの許可で営業が可能です。)
「産業廃棄物収集運搬許可」について
これは、解体工事で排出された産業廃棄物を運搬・処分の手続きを行ってもいいという許可です。
こちらも、収集運搬のための車両があるか、業績は大丈夫か、などこちらも一定の条件をクリアしなければ得られません。
産業廃棄物の運搬を事業として行う場合には、積む所と下ろす所、両方の都道府県に許可を申請します。
いずれの許認可も適正な工事ために国や地方自治体が定めているものなので、石井商事ではどちらもしっかり取得し、安全な工事を行うよう努めております。
車両(ダンプトラック)を持たず、レンタカーだけを使用している業者はそれだけで廃棄物処理法に違反していることになります。
産業廃棄物収集運搬業の許可の要件には車両登録という申請項目があります。
自己所有及び使用の車両がないと収集運搬の許可が下りないためです。
それはそうですよね、運搬の許可を受けるのに車両が無いのでは
車がないのにナンバープレートをもらいに行っているのと同じことですからね。
賠償保険について
インターネットで検索すると、解体業者を選ぶポイントとして「保険に加入している業者がいい」という情報をよく目にします。
しかし実際のところ、解体工事に関する保険は保険料が非常に高額であることが多く、加入していない業者が多いのが現状のようです。
そうは言っても、万が一の事態が起こらないとも限りません。ですから、石井商事ではもちろん請負賠償保険に加入しております。
対人については、お客様だけでなくご近所の方、通行人の方にも補償があります。
対物についてはお隣の建物や塀など破損にもしっかり補償がありますので、万が一事故があってもトラブルを最小限にとどめるようご対応しております。
とてもありがたいことに、現在では6社のハウスメーカーさんとお取引があり多くの現場をまかせていただいております。
厳しい施工基準に対応するという経験値も積んでいるので、サービスの質や技術には自信があります!
解体工事をお考えなら、ぜひ安心してお問い合わせください。