木造住宅にお住まいの方必見 解体工事の前に必要な手順をご紹介

解体工事と聞いて、皆さんはどのようなことが思い浮かぶでしょうか?

重機を使って屋根からバサっと潰すだけという考えをお持ちの方がいらっしゃるかもしれませんが・・・

決してそうではありません。

 

実際にはその土地が次の用途に適するように平らにならすところまでが解体業者の仕事であり、解体工事とはいっても丁寧な作業がおこなわれるのです。

また、建物が同じタイプの建物の場合でも、建築材料によっては処分の手順や様々なことが変わってきます。

素材の硬さやそれぞれの特徴に応じた対処法が必要になるのです。
そのため、ご自身の家のタイプに合わせた知識を知っておくことよいでしょう。

 

そこで今回は、日本の家屋に一番多い木造家屋に注目して、解体工事の前に必要な手順を詳しくご紹介していきたいと思います。

 

◆解体工事の事前準備

 

解体工事の事前準備でとても重要なことなので一つずつ丁寧に説明していきます。

家屋とその周辺の事前調査

 

こちらは施工業者が行うことですが、工事の前に家屋と周辺の事前調査をします。

実際に現場全体の様子を見て事前調査をすることで、施工中に起こる予想外のことを極限まで減らしておくことができます。

途中で追加費用が発生したり、工事期間を延長する必要があったりしたら大変になります。

そのため、依頼主にとってもこの作業は非常に大切な作業となりますので、プロにしっかりお願いしておきましょう。

 

近隣住宅の様子のチェック

 

近隣の方々とのトラブルは非常に厄介になります。

例えば、切り落とした木の所有者が依頼主ではなかったり、音による苦情でスムーズに施工できなかったりします。

他にも近くに保育園や学校がある場合、特に騒音問題には注意する必要があります。

 

有害な建材の有無を確認

 

アスベスト、水銀やヒ素等が含有している建材が使用のされているかの有無を調べましょう。
これらは法律で撤去することが義務付けられている有害物質です。

では、どうやって調べるのかといいますと、新築時にもらった解体する建物の「設計図」、「設計図書」などがあると使った材料やメーカー名が書かれていますので意外と簡単に調べられます。

中古で購入したりした場合で、「設計図書」がないときは、解体業者に相談してみて下さい。

これらの有害物質がある場合で解体業者では手に負えない物質(PCB等)の時には専門業者に除去してもらう必要がありますが、築30年ほどの一般住宅の場合では、屋根や外壁にアスベストが使われているくらいですのでそれほど心配はいりません。

ただし、アスベストは普通の廃棄物と比べると2~3倍の処分費が掛かりますので予算に入れておくと慌てないで済むでしょう。

また、ご自身や近隣の方の健康に害を及ぼす可能性もありますので、疑わしい場合は専門家に見てもらうと安心ですね。

基本的には施工業者に任せて問題ありませんが、ご自身も参加できる場合はできるだけ一緒に準備するのがよいでしょう。

近隣の環境も含めた現場全体の状況をみて専門家と話すことでわかることもありますので、積極的に施工業者と会話しておくと安心できます。

 

設備の撤去

 

解体工事が始まる前には設備の撤去やその予約をしておきましょう。

具体的には、ガス・水道・電気・電話・光ケーブル・CATVなどがそれにあたります。
建物を取り壊すので、その建物に引き込まれている電線などをすべて切り離してもらわないと解体工事を始められませんので注意してください。

上記のそれぞれの業者に連絡を入れるのですが、停止する日は解体業者と打ち合わせた上で依頼しましょう。

電気・電話・光ケーブル・CATV等、電線から引き込まれている設備用の撤去は、連絡を入れてから時間が掛かるため、早めの連絡が良いでしょう。

 

◆近隣の方々へのあいさつ

 

解体工事の前に、近隣の方々にあいさつをしましょう。

解体業者が行うあいさつと一緒にする方法もありますのでご自身の都合にあったあいさつを行ってください。

一般的にはタオルなど何らかの手土産を持って行うと好ましいとされています。

工事についての詳しい説明までは必要はございませんが、大まかな工事の内容や時期についても伝えておくと良いでしょう。

特に、どうしても工事中の音が気になるといった相手には、あらかじめ時期について詳しく話してお願いしておくと効果的です。

どんなに丁寧に解体を行っても少なからずご迷惑を掛けるわけですから誠意を持ったあいさつを心がけましょう。

 

◆解体後の確認

 

解体工事が完了しますと、「解体工事が完了しました」、「おわりました」と連絡が入ります。

施主(発注者)である皆さんは、打ち合わせ通りに工事が終わっているか?
残して欲しいとお願いした記念樹は無事に残してあるか?

等を是非、現地に行って確認してください。

撤去後のは現場によって異なると思いますが、解体後すぐに新しい家を建てる場合は、すぐに他の工事に入るのでさほど気にしなくても問題ないかと思いますが、売り出す場合や更地にしようとお考えの場合はしばらく更地の状態が続くことを業者に伝えておくとしっかりした立ち入り禁止杭などを設置してもらえると思います。

◆まとめ

 

今回は、解体工事の必要な手順をご紹介しました。

やり慣れないことばかりだと思われた方がいらっしゃると思います。

ご不安であれば是非、わたしたち石井商事に相談してください。

石井商事は横浜市にて外構工事・土木工事・解体工事を専門に行っている工業の専門会社です。

私たちの仕事に少しでも興味をお持ちになりましたら、ぜひお気軽にご相談ください。

解体工事の前から一人で頑張らなくても、わたしたちにお任せしていただけることも多いですし、専門家のアドバイスを受けることで安心していただけると思います。

ご自身の理想に沿ったかたちで取り組んでいきます。

 

お気軽にご相談ください

石井
私たち石井商事では、年間250件を超える解体工事を行っております。
とてもありがたいことに、現在でも6社のハウスメーカーさんとお取引があり多くの現場をまかせていただいております。
ハウスメーカーさんの厳しい施工基準に対応するという経験値も積んでいるので、サービスの質や技術には自信があります!

解体工事をお考えなら、ぜひ安心してお問い合わせください。

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