解体工事の施工事例
神奈川県相模原市南区相模台での解体工事施工事例です。
重量鉄骨造スレート葺で外壁はALC板、室内には鉄製の螺旋階段があるお洒落な3階建の住宅でした。
住宅地で3階建の解体工事って意外と難しい工事になるんですよ。
道路幅が狭く、敷地の間口も少ないため、大きく高くまで届く重機が使えないためなのです。
1フロアの高さが3mだとすると、3階建ての建物は9mから11mもの高さになりますからね。
重量鉄骨造だって手作業で分別解体が基本です
鉄筋コンクリート造や今回の鉄骨造の建物の場合、内装材のボードだけではなく、下地の木材もすべて手作業で撤去しなくてはなりません。
内装材・仕上げ材を徹底分別しないと外壁のALC材と混ざってグチャグチャになってしまい、リサイクルすることができません。
そして、なにより混ざったままだと処分費が高額になってしまうからなのです。
内装をしっかり手解体し、分別することによりALC材だけの単品で処分できるのです。
重機作業でも慎重に丁寧にが基本です
内装材と屋根葺材の手作業分別が終わると、いよいよ重機の登場となります。
今回の重機は特殊なブーム形状をしていて、ベースマシンが小型でも11mの高所作業ができる優れもの。
アームの先端には分厚い鉄骨をもチョキチョキ切ってしまう鉄骨カッターを装着しています。
別名、ぺンチャーとも言われるアタッチメント、ペンチのお化けのような道具ですね。
かんたんに壊しているように見えますが、かなりの経験と熟練を要する作業になります。
重機の操作担当のYさん、頑張りましたね。
ここまで低くなってくるとひと安心。
壊しては積み込みの作業をくり返し、片付けていきます。
一般的な木造住宅にくらべるとかなり大きな基礎となっています。
割ったり、砕いたりしながら鉄筋とコンクリートを分別し解体していきます。
すべての基礎を掘り起こし完了となります。
重量鉄骨造3階建の解体工事
工事期間は20日間、延べ作業人員75人でした。
ご近所のみなさまには解体工事に際し、大変御迷惑をお掛けいたしました。
また、工事に対しご理解・ご協力をいただきまして誠にありがとうございました。
とてもありがたいことに、現在でも6社のハウスメーカーさんとお取引があり多くの現場をまかせていただいております。
ハウスメーカーさんの厳しい施工基準に対応するという経験値も積んでいるので、サービスの質や技術には自信があります!
解体工事をお考えなら、ぜひ安心してお問い合わせください。