今回は、近隣のガス会社様からのご依頼で、ガスの貯蔵庫とブロック塀を撤去させていただきましたので、その様子をご紹介いたします。
現場は弊社からも近く、地元に根付いた小さなスーパーの脇に位置しています。
私どもの知る限りかなり昔からある貯蔵庫でしたが、この度撤去されたいとのことでご相談・ご依頼いただきました。
施工前の全景です。


こちらの建物は、屋根材がスレートでアスベストが含まれているため、法令に則って適正に処理しました。
防塵マスクをしっかりと付け、平屋建ではありますが、背よりも高い場所に登るため、安全対策も忘れずに行います。

アスベストは発塵性の高さに応じてレベル1~3に区分されますが、今回撤去した屋根材に含まれているものは、その中でも最も発塵性が低いとされているレベル3にあたります。
しっかりと散水をして湿潤化し、原形のまま取り外していきます。


取り外した建材は封じ込めをして、他の廃棄物と混同しないように石綿が含有している旨がわかるようにしたうえで、石綿含有廃棄物の受け入れを行なっている処理場へと運搬されます。

屋根材がすべて取り外されて、骨組みが見えてきました。
ここからは機械の力を借りてどんどん撤去を進めていきます。


つづいてブロック塀・土間部分も解体を進め、破砕していきます。

写真をよく見ていただくと、コンクリートの中に鉄筋が何本も入っているのが分かるかと思います。
このままの状態ですと処分ができないので、ここからカッターで更に細かく破砕してしっかりと分別をします。


土間部分はバケットを使って解体をしました。
バケットをつかうことで硬い表面を掘削・破砕できるだけでなく、そのまますくって積み込みまでできるため、効率よく作業できるというメリットがあります。


敷地の高さが下がった分は、砕石を使い調整しました。

振動型のローラーでしっかりと均して転圧し、締め固めていきます。

整地も終わり、無事に工事が完了しました。


今回の工事にかかった日数は6日間でした。
㈱T様、この度はご用命いただきましてありがとうございました。
とてもありがたいことに、現在でも6社のハウスメーカーさんとお取引があり多くの現場をまかせていただいております。
ハウスメーカーさんの厳しい施工基準に対応するという経験値も積んでいるので、サービスの質や技術には自信があります!
解体工事をお考えなら、ぜひ安心してお問い合わせください。