鎌倉市津にある木造瓦葺平屋建住宅のスケルトン解体の現場をご紹介いたします。
今回はスケルトン解体ということで、躯体(柱などの骨組み部分)と建物の基礎だけを残し、その他はすべて撤去する計画です。
まずは建物の内部から作業していきます。
通常の家屋解体の際と同様、バールなどを使って断熱材や壁材を剥がします。
こまめに掃除して足回りの安全を確保しつつ、廃材を分別することで、作業効率がグンと上がります。
こちらは、途中経過です。
床材を取り除き、一部の箇所からは根太が見えてきましたね。
一つ一つの作業が全て手作業になるので、慌てず慎重・丁寧に進めていきます。
プラミ(てみ)などで集めた廃材は、その都度 搬出車両に積み込んでいきます。
頭上を見上げると、天井によって隠れていた梁などが見えている状態まで進んできました。
つづいて窓枠を撤去し、ガラスは粉砕していきます。
破片を踏むと怪我をしてしまう恐れなどもあって危険なので、取りこぼしのないように片付ける必要がありますね。
さて、内部の作業を終え、いよいよ外側の作業に入ります。
板材を重ねて張り付けてある、いわゆる「鎧張り」でできたお家でしたので、一枚ずつ木の板を剥がしていきます。
外壁を取り除いたことで、少しずつ骨組みがむき出し状態になってきました。
ドサッと置かれた廃材の量を見ると、家の建築には本当にたくさんの資材が使われているのだなと改めて思いますね。
廃材の積み込み時には粉塵を防ぐことなどを目的に、車両にブルーシートなどを張ることがあります。
近隣の皆さまへなるべくご迷惑をかけないように安全に作業するのが、石井商事の解体工事の配慮です。
屋根瓦も撤去していきます。
大体1枚あたり3kgほどの重さがあるものを前かがみで剥いでいくので、実は意外と骨が折れる作業だったりします。
外壁はぐるっと1周分の4面ですので、まだまだ作業は終わりません。
ラストスパートに向けて、剥がす→積み込むを繰り返していきます。
ようやく終盤にさしかかってきました。
残っていた浴室の解体を行ない、最後に清掃をして工事完了です。
完工日は晴天で、スケルトン部分からキレイな青空が見えました。
工期は、6日間でした。
スケルトン解体ということでしたが、今回もトラブルや事故なく最後まで安全に作業を終えることができました。
この度は弊社にご用命いただきまして、誠にありがとうございました。
とてもありがたいことに、現在でも6社のハウスメーカーさんとお取引があり多くの現場をまかせていただいております。
ハウスメーカーさんの厳しい施工基準に対応するという経験値も積んでいるので、サービスの質や技術には自信があります!
解体工事をお考えなら、ぜひ安心してお問い合わせください。