今回は、横浜市栄区の解体工事の施工の様子をご紹介いたします。
大手の住宅メーカーさんでお建てになった、延床面積43.46㎡の木造住宅になります。

初日は養生をして、可能なところまで内装材の取り外し作業を行ないました。


建設リサイクル法では、内装解体は手壊しで行いましょうというルールが設けられています。
理由としては、手ばらしをした方が廃材を破損させることなく、正確に分別ができるのでリサイクル率があがるからです。
バールを使って、天井や壁の石膏ボード等を引き剥がします。


取り外したものは種類ごとに仕分けて、フレコンバックにいれます。
こちらは最大1トンまで入る優れもので、廃棄物の保管や運搬に重宝されており、解体現場ではマストのアイテムですね。

今回は小回りがききやすいバックホーを入れて、解体をしていきました。
解体屋さんの中には重機の回送を他社へ依頼しているケースもありますが、弊社は自社で回送車を所有しておりますので、重機の搬入は原則私共で行なっています。


解体作業中はどうしてもホコリがたちますので、水撒きは必須です。
とはいえ、あまり撒きすぎてしまうと足元が滑りやすくなったり、地面がぬかるんで重機が作業をしにくくなることも。
散水スタッフは作業する環境に応じて、良い塩梅を判断して散水を行う必要があります。

残りの半分も壊していきます。



こちらの基礎はいわゆる【ベタ基礎】といって、建物の荷重を面で支えることができるため、地盤への負担を軽減することができるのが最大の特徴です。
施工・解体時に手間分のコストがかかる点がデメリットですが、地盤が弱い地域などは、強度を重視してベタ基礎にしてあることが多いですね。





元々玄関の脇にあった石は、今回残しとなっておりました。
作業に支障がないように避けて保管しておりましたので、移動させておきます。

最後にカーポートの土間や樹木、庭石等の細々したものを撤去して、整地をしたら工事完了です。


今回の工期は、14日間でした。
近隣の皆様のご協力もありまして、トラブルや事故もなく最後まで終えることができました。


ご用命いただきましたS様、この度は誠にありがとうございました。
解体工事のお見積りは、ホームページのお問合せフォームもしくはお電話にて承っております。
とてもありがたいことに、現在でも6社のハウスメーカーさんとお取引があり多くの現場をまかせていただいております。
ハウスメーカーさんの厳しい施工基準に対応するという経験値も積んでいるので、サービスの質や技術には自信があります!
解体工事をお考えなら、ぜひ安心してお問い合わせください。