解体工事はハウスメーカーに頼むの?ハウスメーカーに頼むメリットとデメリットとは

ハスメーカーに頼むメリットとデメリットとは

家を解体する場合、その後で新築するのであれば、ハウスメーカーが解体工事も一緒に引き受けてくれることが多くあります。
もちろん、ハウスメーカー自体がその工事を行うのではなく、解体会社が下請けとなって行うことになります。

こうした方法には、メリットとデメリットの両方がありますので、どれが自分たちにとって一番良い方法か分からなくなってしまうこともありますね。
では、考慮すべきどんなメリットとデメリットがあるのでしょうか?

解体工事をハウスメーカーに頼むことのメリット

古い家を解体して、その後同じ土地に家を新築するのであれば、ハウスメーカーに解体工事を依頼するメリットは大きくなります。
そのメリットの一つは、工事のプランが立てやすくなるということです。

古い家を解体して、すべての手続きを済ませた後に、新築工事に取りかかるにあたっては、かなりの期間がかかりますので、ちょっとした工事期間のずれが全体に影響をもたらすこともあります。
こうしたことを防ぐためには、しっかりと余裕を持ってプランを立てる必要がありますが、解体業者とハウスメーカーが別個だと、きっちりと計画を綿密に立てるのが難しくなってしまいます。

しかし、住宅メーカーに解体を依頼すれば、予定のすり合わせをきちんとしてくれますので、最短期間で解体と新築を進めていくことができます。

また、面倒な手続きをまとめて行ってくれるというメリットもあります。
解体を行うには、ガスや電気、水道などをストップする必要があります。

そうしないと、解体作業中に大きな事故に見舞われてしまうことになります。

しかし、解体が終わり新築工事が始まると、今度は再び電気や水道などをつなぎなおす必要があります。
それぞれの手続きは複雑ではないとはいえ、複数の場所に行って手続きをしなければなりませんので、手間と時間がかかります。

住宅メーカーに一括して工事を依頼してしまえば、こうした手続きも一括して行ってくれますので、とても楽にすべてを進めていけるでしょう。

ハウスメーカーに解体工事を頼むことのデメリット

一方で、住宅メーカーに新築工事だけでなく解体工事も頼むことによって、デメリットも発生します。

その一番大きなものが、費用が高くついてしまう可能性があるということです。

住宅メーカーのほとんどは、自分のところでは解体作業を行っていませんので、下請けに仕事を依頼することになります。
その際、管理費が発生してしまいますので、実際の工事にかかる費用よりも高くなってしまうのです。
どのくらいの管理費が発生するかは、会社によって異なりますが、10パーセントから25パーセントほどがかかります。
つまり、自分で直接解体会社を探して契約をすれば、少なくても数割は工事費用を抑えることができるのです。

メリットとデメリットを比較して決定する

基本的には、住宅メーカーに解体まで依頼すると、管理費がかかる関係で、一般的な相場よりも高くついてしまいます。
そのため、まずは住宅メーカーにどのくらいの費用がかかるかを聞いて見積もりを出してもらうと良いでしょう。

そして、見積もりが出てきた時に、営業担当者にこれより安くならないかと話して、交渉することができます。
大概の場合は、解体業者の方も少し高めに見積もっていますので、最初の見積もりより安くなることが多く見られます。

その再度提出された見積でも高いと感じるようであれば、地元で作業を行っている解体会社の情報を集めて、同じ条件で見積もりを取ってもらうと良いでしょう。

そして、その二つの見積もりを比較して、どのくらいの金額差が出るかを確認してみましょう。
そして、その金額差とメリットを見て、どちらかお得かを考えることが大事です。

少しくらいの金額差であれば、手続きをまとめて行ってもらえることや、工事の全工程がスムーズに進むことなどを考えて、ハウスメーカーに一括して依頼する方がお得になることも多いでしょう。
一方で、二つの見積もりの間に何十万円もの差が出るようであれば、自分で解体業者に依頼した方が断然お得ですので、住宅メーカーとは別個に契約を結ぶことができます。

その際には、解体業者にもハウスメーカーにも、しっかりとお互いの工期を説明して、二つの工事が途切れたり重なったりしないようにプランを立てることができるでしょう。

まとめ

解体工事を新築する家のハウスメーカーに依頼することには、メリットとデメリットの両面があります。
メリットとしては、面倒な手続きや申請などを一括して行うことができるので、とても楽であるということです。

そして、同じ会社の中で解体と新築工事のプランが立てられていきますので、無理のない工事計画が立てられ、スムーズに全体が進んでいきます。
一方で、デメリットとして、解体工事にかかる費用が高くなってしまうという面を挙げられます。

これは、住宅メーカーが下請けである解体業者に工事を依頼することになりますので、当然ですが管理費が発生してしまい、工事費自体よりも数割高い費用となってしまうことに原因があります。

それで、メリットとデメリットを比較して、どちらがお得になるかどうかを考えて決定するようにしましょう。

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石井
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