擁壁の解体方法と解体方法の相場を知っておこう

擁壁の解体方法と工事費用の相場を知っておこう

斜面に建っている家などは、土地の高低差を埋めるために擁壁を設置しているケースが多く見られます。
この擁壁は、土砂崩れなどを防ぐためにとても重要で、家を守るために欠かせないものです。

しかし、いつ作られたものか分からないほど古い、ひび割れが起きていて壊れてしまわないか心配ということもありますね。
そのような時には、擁壁を建て替えるためにはどうした良いのか、解体工事はどうしたらよいのかなどの疑問が出てきます。

この疑問に答えるために、いくつかの基礎知識と解体工事の実際を確認してみましょう。

擁壁を解体した方が良い時とは?

斜面に設置した壁を解体した方が良い時は大きく分けて二つのケースが考えられます。
その一つは、土地を広げて建物を増築したい時などです。このタイプの壁が設置されているのは、土地の中に高低差があり、その高くなっているところと低いところを仕切るためです。

そこで、土地をより広く使うためには、その壁を一度取り払って、高くなっているところの土を削って平らにする必要があります。

もう一つのパターンは、壁自体が倒壊しそうになっているなどの危険な状態にある時です。
このタイプの壁は基本的にコンクリートかブロックで作られていますが、年月が経つにつれてどうしても劣化してしまいます。

壁に大きなひびが入っていたり、基礎から傾いてしまっていたりすると、倒壊のリスクがかなり高まりますので、より強度の高い壁に作り替える必要があります。
そのためには、既存の壁を壊すことから始めなければなりません。

壁が倒壊のリスクを持っているかどうかは、事前に診断することでチェックできます。
この診断は専門の業者に依頼して行ってもらうこともできますが、高額の費用が掛かることもありますので、自分でできる方法を探すと良いでしょう。

国土交通省では、「我が家の擁壁チェックシート」というものを用意しています。
これは、ホームページからダウンロードできる診断シートで、そこに記載されている診断項目をチェックしていくことで、総合的な危険度を判断することができます。

まずはこの診断シートを使ってみて、もし危険度が高いと分かったら、専門家に依頼して正確なチェックをお願いするのも良いでしょう。

擁壁の解体工事の種類

壁にはいくつかのタイプがありますので、それぞれの種類に応じた解体工事の方法が採られます。
まず、石やブロックを積み上げて作っているタイプの壁は、上部からショベルカーなどを使って少しずつ壊していきます。

それほど壁全体の接合強度が強くないため、下部に強い圧力が加わると一気に壁全体が倒れてしまう危険がありますので、上から徐々に壊していく方法が一般的です。

もう一つは、鉄筋が入っていないタイプのコンクリート壁の解体工事です。
この場合は、油圧ブレーカーを使った打撃工法と呼ばれるコンクリートを破砕する方法が採られます。

この壁のタイプでは、壁の後ろの斜面から強い圧力がかかっていることが多いので、壁を破壊することで急に土砂崩れを起こすことのないように、斜面の土留めをしながら工事を進めていく必要があります。

また、L型の壁の場合も同じように油圧プレーカーを使った打撃工法や圧砕工法を取ることが多くなっています。
L型の壁は内部に鉄筋が入っていて、L字に成型されていますので、土からすぐにはがしやすいというメリットがあります。

擁壁解体工事の相場を調べる

壁を解体する際には、いろいろな費用がかかります。
解体に必要な足場の代金や、不要になった残土の処理代、廃棄物処理代、トラック代、重機代などがかかります。

また、壁のタイプによって工事の複雑さが変わってきますので、構造によっても費用が変動します。
もちろん、壁の大きさや厚みによっても工事代金が変わってきますので、一度専門の業者に現場に来てもらって見積もりを出してもらうのがベストでしょう。

しかし、その際には、一つの会社にのみ見積依頼をして決めることのないようにしましょう。
複数の業者に見積もりを出してもらって、平均的な料金を計算することが必要です。

会社によって人件費の計算の仕方などが異なりますので、良心的な相場を出すことはとても重要です。
重機やトラックを自社で保有しているか、下請けに出すかということによっても見積額が変わってきますので、いろいろなタイプの会社に見積依頼を出すことで、よりお得な工事費用を見つけることができるでしょう。

まとめ

斜面の高低差の問題を解決するために壁が設置されている場合、壁に土の圧力がかかってくるため、年月の経過とともに劣化が進み、倒壊の危険が高まることがあります。
また、斜面を削って土地を広げたいというときも壁を解体する必要が出てきます。

壁がどのくらいの危険度にあるのかを確認するためには、まず国土交通省が出している「我が家の擁壁チェックシート」を使って調べてみると良いでしょう。
解体工事の方法や相場は、L型の壁かブロックや石を積み上げたタイプの壁かなどによって変わってきます。

複数の業者に見積もりを出してもらい適正相場を割り出しましょう。

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石井
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